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ピープルツリーの日々のこと

木曜日

21

7月 2016

本当に贅沢な一着

Written by , Posted in ニュース, 生産者のこと

25周年を記念して、過去に人気だった柄をリバイバルして紹介する連載。
第2弾は、毎シーズン人気の手織りシルクのシリーズです。(第1弾のオーバルドットシリーズはこちら

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(左) 手織りシルク・リーフィプリント ワンピース 25,000円+税 (右) 手織りシルク・リーフィプリント ブラウス 18,000円+税  

 

シルクの服は、その軽やかな落ち感、肌になじむ艶やかさで、
着る人を上品に見せるだけでなく、
上質な着心地で本質的に贅沢な気分を味わわせてくれます。

ピープルツリーが初めて手織りシルクのドレスを手掛けたのは、2005年のこと。
以来、10年もの長きにわたり、デザインは変われども
お客さまにもスタッフにも愛されているコレクションです。
ピープルツリーのシルクコレクションの特徴は、なんといっても、「手織り」であること。
さらに糸さえも「手紡ぎ」しており、完全なる手仕事で仕上げられています。
そうすることで、糸のうねりに強弱ができ、ところどころに生まれる節によって、
生地にしたときに陰影をつけ、何とも言えない奥ゆかしい光沢をつくり出すのです。
機械織りのフラットな生地面とは、また違った味わいになります。

実際にお手に取っていただくと、こんなにも細い糸を手で紡ぎ出し、手織りしているのか!と、
気の遠くなるような手間暇のかかる作業を実感していただけると思います。

そして、それをプリントするのにも、手仕事が生かされています。
今回、たくさんのラブコールを受けてリバイバルしたのは、2008年に発売された
シルクスクリーンによるリーフ柄。

流れるようなリーフの柄が、流星群のようにも見えて、 やさしい表情をコーディネートにプラスしてくれます。

流れるようなリーフの柄が、流星群のようにも見えて、
やさしい表情をコーディネートにプラスしてくれます。

スクリーンプリントは1色につき1版必要なので、
多色刷りの場合、刷っては乾かすという作業を繰り返します。
そのすべての工程が手作業のため、微妙な力の入れ具合や、染料の量により
わずかに濃くなったり、薄くなったり。
だからこそのっぺりとせず、微妙な表情が生まれるのは、手仕事ならではの醍醐味です。

プリント

染料をのせた版の上で「スキージー」と呼ばれる道具を奥から手前に移動さえせてプリントしていきます。

出来上がったプリント生地をミシンを使って洋服に仕立てていきます。
軽やかな生地の絹の縫製は難しく、技術を要します。
こうして、大量生産にはない、本当に贅沢な一着が生まれるのです。

 

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色の組み合わせを変えて復刻した今シーズンのコレクション(左)と2008年のカタログから(右)

実は、このリーフ柄が発表された2008年は、ピープルツリーにとっても
大きな節目となる年でした。
ロンドンの姉妹会社「People Tree UK」が設立され、
イギリスを中心としたヨーロッパでフェアトレードファッションが大いに盛り上がりました。
また日本国内では、ピープルツリーと創設者のサフィアの活動が
民放のビジネス番組『カンブリア宮殿』で取り上げられ、お問い合わせが殺到!
世界で日本で、フェアトレードが大きなムーブメントとなった年でした。
今回の復刻版には、それにちなみ、フェアトレードのさらなる発展への願いも込められています。

先日、オフィスで色違いのワンピースを着ているスタッフがいて、
「新作アイテムをもう先取り?!」と驚いたら、
2008年に手に入れたものを今も大切に着ているということでした。
手間暇をかけて1点1点丁寧につくっているから、大切に扱われ、
何年先も変わらずにワードローブの一員として活躍できるんですね。

これこそ、お洋服との本当に素敵なお付き合いと言えるのではないでしょうか。

リーフィシリーズ

(左)ワンピース 25,000円(+税) (中央)フレンチスリーブトップ 13,000円(+税) (右)ブラウス 18,000円(+税)
すべてネイビー系とピンク系の2色展開。

リーフィプリントシリーズはこちら≫


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