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ピープルツリーの日々のこと

木曜日

12

4月 2018

世界にひとつ。サシャのハンドペイント

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ピンクの花や葉っぱのグリーン、空のライトブルー。
まるで、裾から草花がエネルギッシュに伸びてくるよう。

すべての生命が躍動する初夏を色鮮やかに描いた、
2018夏の新作「ハンドプリントシリーズ」のご紹介です。

リズミカルに描かれた草花は今シーズンのコレクションテーマである、”Respect for the Earth and Artisan” をまさに表しています。
ピープルツリーのデザインチームのスタッフがスケッチした絵をもとに、生産者の熟練した技術によって、花や葉の自然を春らしくやわらかい色合いを使って、独自の手法で新たに表現しました。
手描きなので少しずつ違いがあり、ひとつとして同じものがない貴重なプリントに仕上がっています。
花の丸い中心部分は濃淡のブラシで陰影をつけて描くなど、ひとつひとつの草花を丁寧に根気良く描いています。
凹凸のある手織りの生地がプリントをより立体的に引き立て、やさしく深みのある絵画のように仕上がりました。

 

洋服はチェック柄調に織られた生地でニュアンスを出し、
ストールは手織りのコットンガーゼでふんわりと仕上げました。

ハンドメイドのぬくもりが伝わるアイテムです。

 

サシャで活躍する方々

 

この商品のペイントを手掛けるのは、インドの小規模生産者を支援する団体
「サシャ」のもとで活動するフェアトレードクループ「サードアイ」。

ここ十数年で高度成長を遂げたインドでは、一部による大量生産ビジネスがすすみ、
伝統的な手仕事が失われつつあります。
一方で、エシカルであることや環境への取り組み、伝統文化の継承などが、
次世代へのムーブメントになってきています。

サシャはハンドペイントのほかにも手織りシルクやブロックプリントなど、
インド各州の伝統的なプリント手法を継承しながら、
独創的な発想でさまざまな新しいデザインを生み出してきました。

フェアトレードのサポートを受けながら、
たくさんの若い世代のアーティストが巣立ち、未来に向かって活躍しています。

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