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ピープルツリーの日々のこと

水曜日

8

7月 2020

生産者パートナーからのメッセージ
ご支援ありがとうございました!

Written by , Posted in ニュース, 生産者のこと

5月のフェアトレード月間に実施した「生産者パートナーを支えるためのクラウドファンディング」について、支援プロジェクトの詳細が決まりましたのでご報告いたします。

今回対象とした21のパートナー生産者は、ピープルツリーを唯一の取引先とする小さなグループもあれば、福祉や教育のプロジェクトも行うNGOや大きな生産工場を持つ企業など、事業規模や活動内容は多岐にわたります。どのグループもスタッフや職人への休業手当や食料の配給などの活動に多額の費用を必要としており、それぞれにいくらずつ支援金を配分するかはとても難しい判断でした。

地域での支援活動の規模や、他団体から支援を受けることができているかなど、それぞれの生産者グループの状況を確認し、最終的に原則として一律1000ドルを基準とし、特に配慮が必要なグループに500~1000ドルの支援金を追加するということに。6月中旬から送金を進めています。
詳しい報告についてはこちらをご覧ください

ご支援いただいたみなさまやフェアトレードを応援してくださるお客さまに生産者グループからもたくさんのメッセージが届きました。
支援金にだけでなく生産者パートナーに寄り添う気持ちへの感謝や、これからも活動を続けていく後押しとなり励まされたなど、たくさんの声が寄せられましたので、ぜひいくつかご紹介させてください。

サナ・ハスタカラ/ ネパール

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80日以上事業を休止していましたが、スタッフと生産者の25%が、マスクの着用や消毒、ソーシャルディスタンスなどの対策を取りながら業務を再開しました。スタッフや生産者の感染に備えた保険も取り入れました。
この困難な時期に、$1,000の支援はほんとうに助かります。

代表 チャンドラ・カッチパティ

サナ・ハスタカラの詳細はこちら>

タナパラ・スワローズ/ バングラデシュ


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今回の支援金の使い道として、私たちは工房で働く生産者に作業服を提供することにしました。
自分たちの工房で縫製し、115人の生産者にひとり2着ずつ提供します。
ありがとうございます。

代表 ライハン・アリ

タナパラ・スワローズの詳細はこちら>

デュー・クラフト/ バングラデシュ

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ピープルツリーは、もっとも長期間、密な関係を築いている信頼のおけるパートナーのひとつであり、常に私たちに思いを寄せ、認めてくれます。
商品を購入いただいたりクラウドファンディングに協力してくださったピープルツリーのお客さまに感謝しています。私たちの職人グループが持続可能な暮らしを送れるよう、力をつける手助けとなります。

代表 シャー・アブダス・サラー

デュー・クラフトの詳細はこちら>

サフィー/ フィリピン

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5月15日、31日と政府はロックダウンを段階的に緩和し、事業者は通常の稼働を認められました。しかし、感染者の増加し続ける状況は変わっていません。みな第二波を警戒していますが、政府は経済を優先させているようです。
サフィーでは、徒歩で通勤できるスタッフにのみ出勤を許可し、残りはテレワークで仕事を続けています。まもなく製品を出荷できると希望を持っています。支払いを受けられることが何よりも必要です。できるだけ早く準備できるよう、ベストを尽くします。
仕事を再開するにあたっては、ソーシャルディスタンスを守ることやマスクの着用、体温測定といったガイドラインを設けて守るようにしていますので、心配いりません。

代表 ロウィナ・アリンドガン・アントニオ

サフィーの詳細はこちら>

サシャ/ インド

地域の人たちに配るマスクをつくっているところ

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パートナーからこのような支援を得られることは、財政的な意味にとどまらず信義的にも、私たちのチームのモチベーションを高めこの困難に立ち向かうためにベストを尽くそうという決意を後押ししてくれます。

CEO ルーパ・メタ

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クラウドファンディングを行って私たちに支援金を送ってくださるということに、心から感謝いたします。
コロナウイルスの感染拡大と、さらにサイクロンの被害で苦境にある生産者にとって、とてもタイムリーな支援となります。
支援金の使い道については、情報をアップデートして報告いたします。

ディレクター スジャータ・ゴスワニ

サシャの詳細はこちら>

タラ・プロジェクト/ インド

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ピープルツリーとグローバル・ヴィレッジが、生産者パートナーを支援するために寄付プロジェクトを始めてくださり感謝しています。クラウドファンディングに多くのお客さまや支援者が協力してくださったと聞き嬉しく思います。
タラ・プロジェクトに$1,500の寄付金を送ってくださるという決定に、深く感謝いたします。このご寄付は私たちにとってとても大きな意味を持ちます。大変な状況にある生産者やその家族を支えることができるでしょう。これからタラ・プロジェクトが実施するさまざまな活動について、定期的に報告いたします。

ご存じの通りインドでは、状況は以前よりも厳しくなっています。ロックダウンが緩和され、人びとは生きていくために仕事に戻るしか選択の余地はありません。しかし同時に、貧しい人びとの多くが仕事を失ったままです。デリー(タラ・プロジェクトの活動拠点)やその他の大都市では日ごとに感染が広がっています。残念ながらコロナウイルスは今やデリーのような大都市で街中あちこちに広がっています。私たちがいる地域は感染拡大地域とされており、これまでに45万6千人の感染者と1万4千人の死者が出ています。検査件数は増えていますが人口が膨大なためとても十分と言えません。マスクの着用やソーシャルディスタンスを保つというルールを守らない人も多くいます。さらに、雨期に入って気温と湿度が上がり、マスクを着用するのも難しくなってきています。

タラ・プロジェクトの教育プロジェクトと生産者グループ2団体が活動しているバダルプールで、悲しいことに二人の犠牲者が出ました。一人は以前コミュニティーワーカーとして働いていたマンジュ、もう一人は教育プロジェクトで支援を受けていた少女ナンディニです。マンジュは心臓と甲状腺の疾患を持っていました。呼吸困難に陥って病院に運ばれ(そのために大変な苦労がありました)、多くの困難を経てようやく酸素吸入を受けられましたが、助かりませんでした。ほとんどの病院はコロナウイルスの感染患者であふれかえり、必要な治療を必要な時に受けられなくなっているのです。

酸素供給機器の不足と病院の定員オーバーの状況を見て、タラ・プロジェクトでは緊急時に酸素吸入ができるようバダルプールのヘルスセンターに医療機器を配備することにし、酸素濃度計、酸素ボンベ、酸素集結装置の3種類を手配しました。これで緊急時の患者の手当や、喘息などの呼吸器系の疾患を持つ人の助けになればと思います。

代表 ムーン・シャルマ

ヘルスセンターに納品された酸素キット


配給されたフードパック

タラ・プロジェクトの詳細はこちら>

パートナー生産者のこれから

5月下旬にはインド東部とバングラデシュを過去10年で最大級というサイクロンが襲い、暴風や強雨による土砂崩れなどで住宅や農作物に大きな被害をもたらしました。インドの西ベンガル州で80人以上、バングラデシュで20人以上が亡くなり、家や作物、土地に被害を受けた人は1300万人にものぼりました。
幸いにもパートナー団体の中で人的被害はありませんでしたが、西ベンガル州に職人グループがいるサシャから、10の職人グループで作業所や事務所の建物に被害があったとの報告を受けました。

日本でも大きな水害が続いていますが、インドやバングラデシュも雨季の真っただ中。いつまた大きなサイクロンが起きるかわかりません。

コロナウイルスの感染はますます広がり続けていますが、再びロックダウンで経済活動がストップすることはさらに大きな問題を引き起こします。
さまざまな脅威があるなかで、フェアトレードの生産者たちは懸命に仕事を続けています。

2か月以上のロックダウンで予定からはだいぶ遅れてしまいましたが、やっと新商品が日本に届き始めました。いつもと違う状況でたくさんの壁がありましたが、ようやく動き出すことができます。

今月下旬より少しずつ新アイテムをご紹介しながら、8月9月には新作コレクションが続々と入荷する予定です。
これからたくさんの方に商品をお届けすることで生産者パートナーとともにこの苦難を乗り越えていこうと思います。

たくさんの支援ありがとうございました。
ピープルツリーの新作、ぜひ楽しみにお待ちくださいませ。

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