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ピープルツリーの日々のこと

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水曜日

25

12月 2013

Happy Christmas from our family to yours!

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サフィアです。

今年もクリスマスがやってきました。
みなさんも素敵なクリスマスを迎えられたことと思います。

家族や恋人、友達と囲む食卓。
そして、今日のために用意したスペシャルなプレゼント、
あげた人のよろこぶ顔を見るのも楽しみですね。

私は大切な家族のために
フェアトレードのプレゼントを用意しました:)

このプレゼントは世界中の私たちの家族でもある、
フェアトレードの生産者パートナーがつくっています。

今年の大きなニュースと言えば、9月に、
ピープル・ツリーは世界フェアトレード連盟(WFTO)による
新しい保証制度で認証を受け、フェアトレードであることを保証する
WFTOラベルを衣料品や雑貨製品に表示できるようになりました。

ファッション業界のアンフェアなビジネスを変えようとしてきた
長年の努力が結実し、とても誇りに思っています。

さらに私たちピープル・ツリーのデザイナーたちは、
自然素材と伝統的な手仕事を活かしながら
現代的で美しいデザインを目指し、情熱をかけて仕事をしています。

そんないろいろな思いがつまった服や雑貨が
今日という素敵な日に、大切な誰かの手に渡り、
何シーズンも大切に着ていただけたらと思うと
本当にわくわくします:)

Wishing you a very Merry Christmas and a Happy New Year!

Love

火曜日

17

12月 2013

ネルソン・マンデラ: 正義への運動は続く

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サフィアです。

数多くの人たちに影響を与えたマンデラ氏の考え方。
80年代に育った私は、彼の釈放を求めるために開催されたコンサートに出かけ、
南アフリカ製品をボイコットし、社会の人種隔離を修復しようとしてきました。

1990年に、当時独立したばかりのナミビアで親族の結婚式に参加し、
通りに出て踊ったのをよく覚えています。
それは、結婚式へのお祝いと独立したナミビアへの希望を込めたダンスでした。

ナミビアは何十年にもわたり、南アフリカに不法に占領されてきました。
マンデラ氏は、キャンペーンを展開する方法はじめ、
システムや貿易がいかに平等性や人権、
社会正義とつながっているかを教えてくれました。

時代の道義的な羅針盤として、マンデラ氏は、私たちのような特別ではない人間でも、
変化を起こすためには声を上げて活動すればいいのだ、ということを教えてくれました。
彼の影響を受けていない社会企業家は一人としていないでしょう。

民主主義と社会正義を実現するための道のりは長いです。
利益のみを重視する経済と金融の仕組みは、
基本的な人権が満たされ、
コミュニティを発展させるのに必要な収入を得るための機会を
人々から蝕んでいるのではないでしょうか。

マンデラ氏は、南アフリカで不可能だと思われていたことを実現し、
「テロリスト」から新たな国のトップとなりました。

社会の仕組みは変えられる --- 私がマンデラ氏から学んだことです。

マンデラ氏へ、前向きで希望をあきらめない姿に心からの感謝を表したいと思います。
アンフェアでサステナブルではない現在の世界の権力構造を変えるために、
まさに今行動を起こしていきましょう。

ハフィントン・ポストのChristine de Leonの記事、
「マンデラ:バティック-スタイルのシャツの話はやめよう」をぜひ読んでみてください。

火曜日

29

10月 2013

Free the Arctic 30 : 『北極の30人』を応援しよう!

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こんにちは、サフィアです。

みなさんは、国際環境NGOグリーンピースが展開している『北極を保護区に』 キャンペーンをご存じですか?

気候変動により氷が溶けて小さくなっている北極の自然を石油や漁業資源の乱開発から守ろうというこのキャンペーンには、全世界で約400万人の支持を受け、ポール・マッカートニー、ペネロペ・クルス、ロバート・レッドフォード、レディオヘッドのトム・ヨークといった、多くの著名人も賛同しています。

ところがこの9月、このキャンペーンのために立ち上がった、勇気ある活動家の30人が、乗船していた船ごとロシア連邦保安局に拘束され、「組織的集団による海賊行為」の容疑で起訴されました。10月23日には「海賊」から「フーリガン」に起訴内容が軽減されたとの報道がありましたが、それでも有罪の場合、最長7年の禁錮刑が科せられることになってしまうそうです。

【参考】北極海でロシアがグリーンピースの船を連行した本当の理由。ロシアのダブルスタンダード外交
(グリーンピース・ジャパン 事務局長 佐藤潤一さんのブログより)

表現の自由と市民運動は、私たちの世界をよりよいものに変え、声なき人びとの権利に正義をもたらし、私たちの地球の、限りある資源についての認識を高めてきました。

わたしはロシアで拘留されている、グリーンピースの勇気ある活動家のみなさん-通称「北極の30人(Arctic 30)」-が心配でたまりません。みなさんも一緒に、彼らを解放する運動に参加しませんか?
リンクから「あなたにもできる30のこと」にアクセスして、ぜひアクションを起こしてください。

ロシアの国策事業に反対することの危険性を十分に理解しながらも、北極をまもるために行動したアークティックサンライズ号のクルー・ボランティアたち。現在、ロシア政府に連行されています。写真は抗議活動に向かう前の出航時のもの。

ロシアの国策事業に反対することの危険性を十分に理解しながらも、北極をまもるために行動したアークティックサンライズ号のクルー・ボランティアたち。現在、ロシア政府に連行されています。写真は抗議活動に向かう前の出航時のもの。

こちらをクリックするとロシア政府にメッセージを送ることができます。

「北極の30人:直接抗議行動から30日」 ロシアの政府系企業ガスプロム社による北極の石油開発に抗議し、「海賊行為」で起訴されているグリーンピースの船の乗組員たち、通称「北極の30人」(Arctic 30)。抗議行動から30日たった10月18日、彼らの釈放を求める集まりが世界中で行われ、、日本からは平和の象徴であるハトの風船で応援の声を届けました。(東京、2013年10月18日)

「北極の30人:直接抗議行動から30日」
ロシアの政府系企業ガスプロム社による北極の石油開発に抗議し、「海賊行為」で起訴されているグリーンピースの船の乗組員たち、通称「北極の30人」(Arctic 30)。抗議行動から30日たった10月18日、彼らの釈放を求める集まりが世界中で行われ、日本からは平和の象徴であるハトの風船で応援の声を届けました。(東京、2013年10月18日)

日本国内でのアクションをまとめた、グリーンピース・ジャパンのアルバム(Facebook)はこちら

木曜日

25

7月 2013

ファッション企業の代表が集合! ビーチで「グリーン・ファッション」についてブレインストーミング!

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こんにちは。
サフィアです。

先週末、葉山のビーチハウス「ブルー・ムーン」で、ギャザリングを開催しました!
フリーアナウンサーの末吉里花さんをファシリテーターに迎え、
Lee Japan取締役の細川秀和さん、Patagonia日本支社長の辻井隆行さんたちと、
ランチを囲みながらファッションの未来について意見交換をしました。

この日は、逗子で映画館CINEMA AMIGOを運営する長島源さんや、
神奈川県議会議員の近藤大輔さん、ピープル・ツリーのモデルでもあり
自身でもプロジェクトを展開するDean Newcombeさんも駆けつけてくれました。

ブルー・ムーンは、葉山の竹を使って建てられています。
天井からぶら下がるひょうたんスピーカーは長島源さんの手作り!

サプライチェーンをよりクリーンで透明性があるものにし、
それぞれが責任あるメディアとして、より健康的で幸せなロールモデルであれるよう
熱い思いを語るみなさんの姿は、私が昨年出版した書籍「NAKED FASHION」
ページから飛び出して現実なったような光景でした。

オーガニックなランチを前に、ビーチの砂を足に感じ波の音を聞きながらの語り合い。
ファッションの波も、時代の流れに合わせてもっとサステナブルになっていきますように。

準備から当日の運営まで、
イベントを実現させてくれたピープル・ツリーの日本チームに感謝です!

月曜日

22

7月 2013

coyote誌のインタビューを受けました!

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こんにちは。
サフィアです。

先日、雑誌coyoteの取材でパタゴニア大崎店に行ってきました!

今年40周年を迎えるパタゴニア。
日本支社長の辻井さんと、HASUNAの白木夏子さんと3人で鼎談をしました。

人や環境へ配慮しながらビジネスを展開する3社の代表が集まって話しだすと話題はつきませんが、パタゴニアが掲げる「Responsible Economy」の考え方や、サプライチェーン、クオリティの高いものづくりや、楽しみながらする消費活動についてなど、それぞれの会社が大切にしているポイントを今までの経験談を交えながらシェアしました。

消費活動をスローダウンさせながら、限られた資源に付加価値を付けて商品とその背景にある情報をどうお客さまに提供するか。そのために私たちに何ができるのか。

インタビュー記事は9月15日発売号のcoyote「パタゴニア特集」で紹介されます。
みなさんぜひ読んでみてくださいね!

40周年というスペシャルな機会にお声がけいただいて本当にありがとうございました!

HASUNA白木さん、パタゴニア辻井さんと。 白木さんに直接お会いしたのは実はこの日が初めて。ずっと会いたかった方なのでやっと実現できてうれしかったです!

HASUNA白木さん、パタゴニア辻井さんと。
白木さんに直接お会いしたのは実はこの日が初めて。ずっと会いたかった方なのでやっと実現できてうれしかったです!

水曜日

17

7月 2013

葉山のブルームーン

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こんにちは。
サフィアです。

今週末、久しぶりに私の大好きな葉山のブルームーンに行きます!
今からとっても楽しみ。

7月20日(土)の10:00~15:00頃まで
一色海岸のブルームーンに息子のジェロームといるので、みなさんもぜひ遊びにきてください。

ブルームーンは私が世界で一番好きなビーチハウス!
一日を過ごした後には、まるでバリ島に旅行に行った気分。
すてきなミュージックやアート、有機食材を使ったお料理もあります。
ジェロームも、7月20日からブルームーンのお手伝いを
少しさせていただく予定です。

もし20日以降に背の高いイギリス人を見かけたら、
「ハロー、ジェローム!」とぜひ気軽に声をかけてあげてくださいね!

水曜日

17

7月 2013

「フェアトレードから見えてくるファッションの未来について考える」 - Lee Japanの細川さんを迎えてイベントを開催しました!

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こんにちは。
サフィアです。

先週の金曜日に、SHIBAURA HOUSEで「フェアトレードから見えてくるファッションの未来について考える」セミナーを開催しました。
Lee Japan取締役の細川さんを迎えて、ファッション産業の状況が少しでも改善するよう、アジアやアフリカで長年に渡り目の当たりにしてきた恐ろしい話など、私たちの経験談を会場のみなさんと共有しました。
モデレーターの末吉里花さんの進行もすばらしく、会場のみなさんから考え深い質問を受けつつセッションは活発に進んでいきました。
私は日本語で話をし、今回は手話の同時通訳もあり、インターナショナルでバリアフリーなイベントとなりました!
手話はアシシ・ガーメンツの女性たちとの仕事を思い起こさせてくれました。
アシシには耳や口が不自由な女性たちも働いていて手話でやりとりするのです。

細川さんは2007年からウガンダでのオーガニックコットンづくりに取り組まれています。
Leeでは様々なデニムを取り扱い、年間120万点の商品のうちの3分の1にあたる40万点にオーガニックコットンを使っているそうです。それが12,000円ぐらいで購入できるなんて、良質なジーンズとしては本当に良い価格だと思います。
私たちの農家さんがつくったオーガニックコットンを使って、いつかLeeとコラボができたらなんてすてきなんでしょう!

デニムの生産は汚染が激しく、驚くほど不健康的でサステナブルでない方法で生産されてきました。
その現場に変化が起こり始めたのはまだつい最近のことです。
>> war on want(貧困問題の解決を目指すイギリスのNGO)によるデニム・レポート(PDFファイル)

細川さんは、Leeに入社し研修でデニムの生産現場を訪れたときに目にした驚くべき光景について話してくれました。
当時はケミカルウォッシュのデニムが流行っていた時代。
漂白剤を使ったストーンウォッシュ加工を施すために、作業員がひどい喉の痛みに苦しみ、手袋をしていても手が赤くなり指の指紋がなくなってしまうほどだったそうです。
現在の日本の生産現場では改善されているそうですが、このような生産が今では途上国に移行して行われており工場労働者の健康と安全は大半が守られていません。

私からは、ファッション業界での20年で見てきた通常のファッションとフェアトレード・ファッションの違いについて話をしました。

通常のファッションとフェアトレード・ファッションにはたくさんの違いがあります。
イッセイミヤケやコム・デ・ギャルソンなど、ブランドが生産者と一緒に誇りを持って生産プロセスを楽しみながら仕事をしていた時代から移行してしまった、という点で私たちの意見は同じでした。
ファッションの「調理場」では、技術的なノウハウや熟練の職人技がまず最初にきます。
しかし今日ではファッションの「メイキング」部分への関心は薄れ、小売業者は自分たちの仕事や生産地について本当のことをオープンにせず、業務の下請けや児童雇用、搾取的慣習が蔓延してしまっています。

私たちの世界は小さくなり「グローバル・ヴィレッジ(地球村)」へ移行しましたが、ファッション企業は私たち消費者が求める透明性やアカウンタビリティ(説明責任)への義務を負っていません。だからこそ私たち消費者が求めなくてはいけないのです!!!

すばらしい参加者のみなさん、たくさん質問してくださり議論へ活発に参加してくださって本当にありがとうございました。
今まで参加した中でも、最も心に残るイベントのひとつになりました。

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金曜日

12

7月 2013

私の夏のお気に入りアイテム

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こんにちは。
サフィアです。

暑い日が続きますね。
みなさん体調など崩していませんか?

私は日本の夏が大好き。
今年は3年ぶりに暑い日がありましたが、
イギリスには夏らしい日がほとんどありません。
そんなこともあって日本の夏は私にはとても貴重なのです。

暑くなり、ワードローブを整理しながら、
軽い素材のサマードレスやアクセサリーなど、
ピープル・ツリーの今年のサマーコレクションのアイテムを追加しました。
もちろん、最新のコレクションに限らず過去のシーズンのものも着ますし、
セカンドハンドやヴィンテージのアイテムも大好きです。

デザインがいいものは流行に左右されません。
日本のイギリスのデザインチームと一緒に新しいコレクションのデザインを
するときはいつも、お客さまが着たときのイメージをふくらませて、
どうしたら長く着られて、職人さんの手仕事のすばらしさや自然素材の着心地のよさ、
生地の肌触りを楽しんでもらえるデザインに落とし込めるかを考えています。
自然素材を身につけていると肌が呼吸できるのがわかるのです!
肌がすぐに反応するので、化繊の素材は冬でも大の苦手。

今年の夏のコレクションから、私のお気に入りをご紹介します。

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ここでご紹介したアイテムは、こちらのページからお買い求めいただけます!

みなさんのお気に入りもぜひ教えてください!
お気に入りのピープル・ツリー 2013春夏コレクションを着ている
あなたの写真を、好きな理由と合わせて送ってください。
抽選で3名の方にピープル・ツリーの商品券10,000円分をプレゼントします!
締切は7月18日(木)。たくさんのメッセージをお待ちしています!

<参加方法>
下記をメールにてお送りください。

  • お気に入りのピープル・ツリー 2013春夏コレクションを着ているあなたの写真
  • 好きな理由、コーディネートのポイントなどメッセージ
  • お名前
  • 連絡先メールアドレス
  • 年齢、ご職業などあなたについて

締切:7月18日(木)
送付先アドレス: info★peopletree.co.jp (★を@に変えてください)

※ お送りいただいた写真と好きなの理由などのメッセージは、ピープル・ツリーのウェブページなどでご紹介することがございます。あらかじめご了承ください。

あと、直前のお知らせですが、
今夜(7月12日)のイベントのお知らせを少し。
Lee Japanの細川さんをお迎えして「フェアトレードから見えてくるファッションの未来」について考えるトークイベントを開催します。
会場は都内のSHIBAURA HOUSE。
ガラス張りでとってもすてきな建物です。

予約はほとんどいっぱいのようですが、あと少しだけ席があるみたいなので、
よかったらぜひ参加してください。
イベントの詳細はこちらです。

またこちらのブログでもイベントのご報告をアップしますね。

木曜日

4

7月 2013

サフィア・ミニーがDJ ヌノ・ドス・サントスにインタビュー

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代表サフィアがヌノ・ドス・サントスさんにピープル・ツリー自由が丘店でインタビューしました。

ヌノはポルトガル生まれで現在オランダ在住のDJ。
ヌノがピープル・ツリーの服を選ぶわけを聞くと、フレッシュな音楽に対する彼の好奇心と、多忙なDJである彼がライフスタイルの中でオーガニックを身につける理由など、たくさんの発見がありました。


サフィア・ミニー(以下、サフィア):
 ピープル・ツリーのショップにきてくださってありがとう!
DJをする時はピープル・ツリーの服を着ていると聞きました。

ヌノ・ドス・サントス(以下、ヌノ): ピープル・ツリーUKのオランダの代理店、Charlie + MaryのMariekeからピープル・ツリーのことを聞いて、パンツやシャツなどを見せてもらいました。
身につけてみると、息ができるかのような着心地で僕にぴったりでした。

サフィア: それはスタイルのこと? 機能のこと? その両方? それとも素材について? 
大きなイベントの衣装として、一番大切なことは何ですか?

ヌノ、ピープル・ツリーの服を身につけデッキの前で。メンズアイテムはこちら。

ヌノ、ピープル・ツリーの服を身につけデッキの前で。メンズアイテムはこちら。

ヌノ: すべては音楽のため。僕はスポットライトを浴びるのが好きなDJではありません。洋服は生地が最高ならフィット感もよくて機能性も高いからぴったりなんです。それでも思いっきり汗をかきます! 音楽にのめりこんでいるので少しダンスしながらも集中しています。だから通気性のよい生地でも、びっしょりになることもあるのです。

サフィア: 音楽について教えてください!

ヌノ: 感情のこもった音楽が好きです。ダンスできるようなエネルギッシュな音楽でありながらインディーズ・バンドのように少しオルタナティブな音楽。その間のどこかにいるようにしています。集まった大勢の人が、ただクレージーになるというより特別な何かをあげたいんです。

サフィア: 好きなミュージシャンは誰ですか?

ヌノ: あらゆるジャンルの音楽が好きですが、心に浮かぶバンドのひとつがニューヨークのGrizzly Bear、家でくつろいでいる時に好んで聞きます。そして僕の好きなDJは、フランスのLaurent Garnierです。すごい人なんです。もう30年もDJをやっていてまだトップにいるんですから。

サフィア: 食べるもの、着るものがあなたの価値観やライフスタイルに合っているかどうかは、どれくらい大切ですか。

ヌノ: DJをはじめたばかりの頃はそれほど気にしていませんでした。でも少し年を重ねて週末にDJをすると月曜に元気でいるのが難しくなってきました!だから少しでも運動をしてヨガをするようにしています。そしてDJをする夜はあまり飲みすぎないようにしています。前よりもDJを仕事としてとらえるようになりました。ここに来てプレイして帰るというふうに。

そしてオーガニック食品を買うようにしています。近所にオーガニックショップがあるので助かります。今はサステナブルに作られた、オーガニックコットンの服も探し回っていますよ!

サフィア: ヌノにとって、ピープル・ツリーの洋服がオーガニックだということと、フェアトレードだということはどちらが重要ですか。

ヌノ: 両方とも同じくらい大切です。僕にとってフェアトレードでオーガニックな洋服はひとつの新しいコンセプトなんです。
実際以前はそんなことを考えたことがなかった。オーガニック食品をはじめいろいろ買うようになって気づいたんです、あっそうだ、洋服だ!って。ちょうどCharlie + MaryのMariekeがフェアトレードとオーガニックコットンの話をしてくれたので、考えるきっかけになりました。

サフィア: あなたがピープル・ツリーの服を着ているのはすごくクールですね。残念ながら男性はなかなか、フェアトレード・ファッションまで興味を持ってくれません。メンズのアイテムはピープル・ツリーの洋服全体のたった8%(イギリスのピープル・ツリーの場合)で、女性が身近な男性のために買うのです!
ピープル・ツリーをもっとたくさんの男性に着てもらえるように、アドバイスをお願いします。

ヌノ: そうですね、ひとつ本当に欲しいパンツが見つかると、色ちがいの、微妙な色合いのものが欲しくなります。青とか緑がかったグレーとかあったらいいと思いますよ。

DJヌノ・ドス・サントスについてもっと知りたい方は;
ヌノは音楽パートナーのPatrice BaumelといっしょにTrouw in Amsterdamでプレイしています。
プロダクションとDJのデュオ、“360”を結成しました。Trouwでの成功によってエレクトロニック・ダンスの音楽の境界を広げているという評判です。今回の日本滞在中につくったすばらしい曲、その他多数、Nuno’s Soundcloud pageでお聞きください。

ヌノのスタイルや彼のサウンドが大好きです。
これからも着心地のよいピープル・ツリーのメンズウェアを着続けてほしいです。
Wij houden van Nuno(ヌノが大好き)!

金曜日

31

5月 2013

グローバル・フェアトレード・ファッションショーを開催!

Written by , Posted in Safia’s Journal, おしゃれ, ニュース

こんにちは、サフィアです。

ブラジル・リオデジャネイロで開催中の「グローバル・フェアトレード・ウィーク」の注目イベントだった「フェアトレード・ファッションショー」。ピープル・ツリーのプロデュースでとうとう開催されました!

アフリカやアジア、中南米の職人がつくり上げた美しい衣装をまとったモデルたちのキャットウォークは本当にすばらしかった! とても貴重な機会にたずさわることができ、また短い準備期間のなかでショーを形にすることができ、私自身も感動しました。
グローバルなフェアトレード・ファッションのブランドが一堂に会し、こうして美しいショーを一緒につくりあげられたことで、フェアトレード・ファッションはこれまでのファッションに代わるオルタナティブだというメッセージを伝えることができたのではないかと思います。

「これからのファッション」をアピールした今回のショーでは、リオのファヴェーラ(スラム街)にあるモデル事務所「Lentes Dos Sonhos(夢のレンズ)」に所属する14名のモデルにフィーチャー。客席には、ブラジルで連帯経済の基盤を構築し、普及に貢献したポール・シンガー教授ら著名なゲストをはじめ、世界のフェアトレード・ムーブメントに関わる400名をオーディエンスに迎え、ブラジル開発銀行の本部を会場に開催されました。

フェアトレード・ファッションがロックする!

フェアトレード・ファッションがロックする!

ポール・シンガー教授は、フェアトレード・ファッションについてこう話しました。

「フェアトレードが尊敬され感謝される理由は、単に生産者により多くの収入をもたらすからではありません。小規模な生産者を評価し認めるからこそなのです。人類の進歩には、新しい道があります。今回のショーが、人類は幸せの可能性を実現することができる、ということを示したのです。

私にとっては、今年で12回目となるWFTOの総会(隔年開催)の場にいられることが信じられないぐらいでした。今までに開催されたイベントの中でも最もユニークですばらしいイベントのひとつだったと思います。

このショーを通して、私たちは、フェアトレードが本当の意味でオルタナティブな選択肢であることを提示できたのではないかと思います。フェアトレード・ファッションについて、消費者のみなさんにはもっと知ってもらいたいのです」

ピープル・ツリーでは、生産者パートナーと一緒に、人と環境を大切にした100%フェアトレードなサプライチェーンの構築に率先して取り組んできました。今回のショーでは、最高の手仕事の技術、オーガニックや天然の素材、そして今すぐにでも私たちに必要な持続可能なビジネスのあり方をご覧いただくことができたのではないでしょうか。ぜひみなさん自身の目で、フェアトレード・ファッションの今を見てみてください!

ショーに協力してくれたフェアトレード・ファッションのブランドに特に心から感謝します。