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ピープルツリーの日々のこと

おしゃれ Archive

水曜日

15

11月 2017

つくり手のハッピーも一緒に編み込んだ、手編みのニット

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学生の時に、手編みマフラーにチャレンジしたことがありました。

単純作業ですぐに編み上がるかと思いきや、
ちょっとした力の加減によって目の大きさはバラバラで不恰好に。
カウントを少し誤った結果、ちょっとずつずれて曲がってしまったり。
きれいな長方形にはなりませんでした。

それはそれで、できあがったものへの愛着はわき、編むこと自体も楽しかったのですが、
きれいに手編みを仕上げることはどれだけ大変なことだろうと痛感しました。

セーターの場合はさらに複雑。
前身頃、後ろ身頃、右そで、左そでを別々につくって、
それぞれの目をひとつひとつ、つないで合わせていきます。
目の数が合わないと、つれたり、シワができたりきれいな仕上がりになりません。

ピープルツリーでもたくさんの手編みアイテムを取り扱っていますが、
改めまして、ニッターさんのプロのお仕事に感心します!

同じ色の毛糸でも、編み方によって大きく表情が変わるのもニットの魅力。
バリエーション豊かにそろった、今季のおすすめニットをご紹介いたします。

【ダイア&ケーブル編み】
しっかり浮き出るダイア柄とケーブル柄が素敵なアランニット風2WAYニット。
グレーのメランジ毛糸を使い、風合い豊かに仕上げました。
前後逆にして、カーディガンと丸首セーターの両方が楽しめます。

【インターシャ編み】
渡り鳥を大胆に配置した、凹凸の少ないインターシャ編みのニット。
インターシャ編みとは裏に糸を渡さず、色が切り替わるところで折り返すように編む、特殊な編み方。
糸渡りがないため、糸のロスを最小限に抑えることができ、凹凸が少なく綺麗な模様に仕上げることができます。

そのため、すっきりとしていて、マニッシュな印象。
肩から袖にかけて、ストンと落ちるようなシルエットがポイントです。

【ジャカード編み/ヘリンボーン柄】
山の杉をヘリンボーンでイメージしたニット。
ジャカード編みで、通常は裏面にくる柄をあえて表地にして、表情のある仕上がりにしました。
切り替え部分のチェーンステッチや、裾のデザインなど、
ディテールにもこだわっています。後ろ側の丈が前より少し長いのもポイントです。

【透かし編み】
重ねて着るインナーによってさまざまに表情を変えることができる、透かし編みのプルオーバー。ふわふわで、モヘアのような手ざわり。
軽やかさとあたたかさの両方を実現しました。ラグランスリーブなので、肩まわりがすっきり見えます。
ゆったりとした袖と、ほどよくあいたネック部分で女性らしいシルエットに。
ライトグレイメランジ・ブルー・オレンジの3色展開です。

【ジオメトリック柄】
ジオメトリック柄の幾何学模様のニットプルオーバー。
首まわりと裾、袖口にはアクセントとしてオレンジピンク色を配置。
編み方も変えて、表情を付けています。ロングスカートやワイドパンツに合わせやすい丈感です。お揃いの柄で、小物も充実。

ニットアイテムはこちら >

 

ニット小物では、リサイクルウールのアイテムに注目です!

色とりどりな、こちらのシリーズ。
色の組み合わせはニッターさんのセンスで自由に決めています。

カラフルなものから落ちついたものまで、どんな色に出会えるか毎年楽しみにしてくださるリピーターの方も多くいらっしゃいます。
なお現在、自由が丘店池袋東武店では、「選べるリサイクルウールフェア」として品ぞろえを期間限定で拡充中!
11月15日(水)までですので、お近くにお越しの際は、ぜひのぞいてみてくださいね!

リサイクルウールシリーズはこちら >

 

今回ご紹介したニットを手掛けてくれるのは、
ネパールの生産者パートナー団体「クムベシュワール・テクニカル・スクール(KTS)」。

家事や育児の合間に自宅で作業を進められる手編みは、ネパールの女性たちの生活に
寄り添いながら収入を得られる有効な手段となっています。また、ニットの生産による雇用の促進だけでなく、小学校や孤児院を運営している社会的企業です。

ピープルツリーでは、その活動を応援するために、寄付つきのお買いもの『Walk with Nepal』を実施。
同団体のファッションアイテム1点につき100円を、孤児院プロジェクトに寄付しています。

詳しくは、こちらのブログでご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

プロジェクトの対象アイテムはこちら >


水曜日

8

11月 2017

オーガニックコットンでつくる、冬のきれいめ大人コーデ。

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「オーガニックコットンの服」

と聞くと、どんなものを思い浮かべますか?

Tシャツ? 下着? ベビー服?

一般的には薄手で「中に着るもの」の印象が強いのではないでしょうか?

オーガニックコットンアイテムが豊富なピープルツリーでは、
秋冬におすすめの厚手生地のアウターアイテムも取り揃えています。

裏起毛や裏パイルなど、肌ざわりの良さに加えて、この季節にうれしい
あたたかさも備えています。

オーガニックコットンが秋冬にうれしい理由は、
・乾燥しがちな肌でもチクチクしにくい
・化学繊維に比べると、静電気が発生しにくい
・保湿性に優れている
などが挙げられます。

キレイめのデザインなので、ONでもOFFでも大活躍。
冬のピープルツリーのオフィスでは、スタッフの着用率がとても高いんですよ!

そんなアイテムを使った冬の大人コーデをご紹介いたします。


裏起毛シリーズの裏地のアップです。
秋冬になると巷に起毛素材が増えますが、その多くは化学繊維。
ピープルツリーなら、オーガニックコットン100%の起毛素材アイテムがあります!

ふわふわとしていて、とても柔らかな肌ざわり。
このふわふわ部分が空気を含み、あたたかさをキープしているのです

今年の新作3アイテムを使ったコーディネートをご紹介します。

大人かっこいいテーラードコートを、シンプルなカットソーとデニムに合わせて、
こなれた印象に。
アクセサリーとヒール靴で、女性らしさをプラス。

女性らしい丸みのあるシルエットのノーカラーコート。
そのラインを見せるために、細身のパンツですっきりと。
フォーマル過ぎずカジュアル過ぎないので、小物合わせでいろいろなコーデが楽しめます。

動きやすくあたたかいテーパードパンツ。
シックな色合いの花柄ブラウスを合わせることで、カジュアルにならず、
落ち着いたリラックス感を楽しめます。


続いて、こちらは裏パイルシリーズ。
左が表面、右が裏面。表と裏との二重構造になっています。

保温・吸水・伸縮性に優れ、やわらかいので着心地も抜群!
表面にほんのり光沢がある生地に仕上げたので、きちんと感も演出できます。
裏面はタオル生地のように糸がループ状になっていて、この部分が温かさを包み込んでくれるのです。

今年の秋冬では2種類のアイテムが新登場!

立体感のあるシルエットが出せる、ドレープカーディガン。
シンプルなアイテムを合わせても、大人っぽい雰囲気に仕上げてくれるので、
1枚あるととても重宝します。

ほどよいフレア感が動きやすく軽やかなロングスカート。
カーディガンを合わせて、きちんとさを加えました。
トップスをインして、ハイウエストに着こなすのもおすすめです。

ぜひ、ピープルツリーのあったかオーガニックコットンで、心地良い秋冬のおしゃれをお楽しみくださいね。

裏起毛シリーズはこちらから >

裏パイルシリーズはこちらから >


金曜日

20

10月 2017

パートナーと共有したい、エシカルな思い。2017AWメンズコレクション。

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ピープルツリーでは、お洋服を紹介するとき
「つくる人によろこびを 着る人にぬくもりを」というメッセージを込めています。

着る人がおしゃれを楽しめるだけでなく、
つくる人にも環境にも敬意を払った健康的なものづくり。

― 着ているだけでたくさんの幸せに包まれる、
― 胸をはって、背筋を伸ばして着られる、
― 年齢や流行にとらわれず、長く付き合える、

そんな服。

ピープルツリーのアイテムを身に着けていただくお客さまは
少なからず、その思いに共感をいただいているはず。

そして、そんなエシカルな思いをパートナーと共有される方が
最近増えてきています。

ピープルツリーのメンズアイテムは、流行にも年齢にもとらわれない、ベーシックなデザイン。
さまざまなアイテムと合わせやすいのが魅力です。

何年も末長くお付き合いいただけるよう、オーガニックコットンや手織りのシャツなど、製法や素材にもこだわっています。
毎シーズン心待ちにしているという根強いファンの方も。

2017秋冬の新作メンズアイテムをご紹介いたします。

メンズ・オーガニックコットン天竺ボーダー 長袖Tシャツ

落ち着いた配色。絶妙のピッチ幅。ほどよいネックの開き具合。
大人になじむボーダーTシャツに仕上げました。

オーガニックコットン100%の肌ざわりは毎シーズン大好評。
左袖には「PT」の刺繍入り。
デニムと合わせて、さらりと着るだけでもかっこよくなるアイテムです。

オーガニック・テキスタイル世界基準(GOTS)認証を取得したインドの縫製工場でつくられています。

生産者やその活動について、詳しくはこちら>>

メンズ・手編みダイヤ&ケーブル プルオーバー

メンズ・手編みダイヤ&ケーブル プルオーバー グレーのメランジ毛糸を使った、風合い豊かな色合いのアランニット。

ピープルツリーのニットはヒマラヤの山々に囲まれたネパールの
女性たちがひとつひとつ大切に編み上げています。
模様がしっかりと浮き出る重厚感は、手仕事だからこそ。
ウール100%のあたたかなニットです。

ネパールの震災孤児たちを支援するプロジェクト「Walk with Nepal」として、1点につき100円を生産者団体KTSに寄付しています。

生産者やその活動について、詳しくはこちら>>

メンズ・手織りヘリンボーン 長袖シャツ

手織りヘリボーン模様のメンズシャツ。
取り扱い時の安全性が高いアゾフリー染料を使い、深みのある紺色に。
手織りならではの柔らかな風合いとヘリンボーンの美しい織り目。
さまざまな表情を見せてくれます。

生産者やその活動について、詳しくはこちら>>

Lee・オーガニックコットンデニム メンズ・ヴィンテージテーパード

Lee・オーガニックコットンデニム メンズ・テーパード

好評のLeeとのコラボデニム。

インドの小規模農家によって栽培されたオーガニックコットンを原綿で輸入し、日本で加工、縫製しました。
きれいな色落ちが楽しめ、自分だけの1本に。

お揃いの生地を使ったレディースアイテムもご用意しているので、
パートナーと合わせて着ても♪
全く同じでなく、色違いにしても、さりげなくてかわいいですよ。

また、メンズ服をパートナーにプレゼントして兼用で着ているよ!というスタッフも。
大きめサイズとして着こなしたい女性にもおすすめです。

パートナーとともに、エシカルな服に身を包んでみませんか?

メンズアイテム一覧はこちらから >


水曜日

4

10月 2017

これからの季節必見! ストールアレンジ術

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みなさん、こんにちは。
通販のヨシムラです。

朝と晩で気温の差がある日が多いですよね。
洋服選びもちょっと悩んでしまいます……。

そんな時に大活躍するのが”ストール”

シルクやウールガーゼなどの薄手のものから、
コットンウールなどの厚手のものまで幅広く展開しています。。

秋のはじまりのファッションアイテムとしても大活躍♪

今回は、コーディネートに合わせて巻き方やアレンジ術をご紹介します!

この秋冬注目のチェック柄のストールをメインにコーディネート。
シンプルな白ワンピ+ブーツだけでも充分かわいいですが、
ストールを羽織ることで、秋らしさと華やかさがUP!

まだアウターは早いかなって思う時期におすすめです。

Dress:手織りジャカード 七分袖ピンタックワンピース
Stole:手織りウール ウィンドウペンチェックストール

巻き方次第で雰囲気ががらりと変化するストール。

今回は、顔まわりにボリュームを出して小顔効果コーディネート♪
全体的に落ち着いた色合いにすることで、大人っぽい雰囲気に。
さりげなく取り入れたチェック柄ストールでおしゃれ感もUP!

Tops:オーガニックコットンベーシック タートルネック
Stole:手織りウール ウィンドウペンチェックストール
Bottoms:オーガニックコットンツイル ラップ風スカート
Bag:タッセルつきジュートのバスケット

手織りヤクウール混ツートーンストール

イチオシは、今年はじめて登場した「手織りヤクウール混ツートーンストール」。

ヤクウールのふわふわ感と、手織りならではの空気を含んだ心地よい肌ざわりが逸品です。。

文章と写真だけでお伝えするのが非常に難しいのですが…
「すーーーーーっごく気持ちいいんです」(笑)

例えるなら、個人的な感想ですが、カシミヤの肌ざわりに似ています!

あたたかくて、なめらかで、ずーっとなでていたくなるような心地良さ。

スタッフの中でも大好評のヤクウールのコーディネートをご紹介します!

ブラウン×ブラックのダークカラーが大人っぽく上品な雰囲気にしてくれます。
足元をブーツにしているので、首元にもボリュームを出すとバランスが◎。
オーソドックスに、ゆるめに巻いただけのエディター巻きがおすすめ!
無地なので、飽きのこないデザインがうれしい。

Tops:手織りヘリンボーン ボートネックトップ
Stole:手織りヤクウール混ツートーンストール
Bottoms:オーガニックコットンアルパインプリント ラップ風タックスカート

寒い日におすすめなのが、コートONストール。
肩からかけるように両端を長めに垂らすことで、縦長効果でスッキリ見えます。
柄が入ったワンピースとの相性も◎。

Dress:手織りシルク・ナイトツリープリント フレンチスリーブワンピース
outer:オーガニックコットン裏起毛 テーラードコート
Stole:手織りヤクウール混ツートーンストール

[番外編]

薄手のストールは首に巻く以外にもアレンジ自由自在!!

バンダナ風にヘッドアクセにもなります。
①髪をひとつにまとめます。
②頭の後ろから前にもってきてクロスさせ、後ろでもう一度結べば完成です。

白シャツ+デニムのシンプルカジュアルコーデが
ねじってウエストに巻いただけでエレガントな雰囲気に。

いつものコーディネートの幅が広がります♪

他にはワンピースやスカートの時に、腰に巻いてもかわいいですよ。

Stole:ツイッグ&ドットプリント ウールガーゼストール

他にもいろいろな色や柄のストールをご用意しています。
ぜひ、ご覧ください。

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ストールはこちら≫
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水曜日

27

9月 2017

やさしく包み込むような肌ざわりのオーガニックコットンのニット。

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少しばかり肌寒く感じる日も増えてきたこの頃。
今日は、そんな季節にあるとうれしい、薄手のニットをご紹介します。

ピープルツリーのハイゲージなオーガニックコットンニットは今年で4年目。
シンプルなデザインなので着回し力があり、
オフィスでもカジュアルでも対応できる万能アイテム。
毎シーズンご購入いただくファンの方もいらっしゃいます。

人気の秘密は、その素材感。
ふんわり。やわらか。

ショップで実際に手に取られたお客さまから、
感動の声が聞こえてくることも多いこちらのアイテム。
とにかく一度、この心地よさを触って感じてください。
化学繊維やウールなどのチクチク感が気になる方には、特におすすめです。
しかもオーガニックコットン100%。この季節のニットとして最適です。

生地のアップ。スムーズな肌ざわりで、 ほどよい光沢感があるので上品に仕上がります。

オフタートルプルオーバーは今年の新作デザイン。
ゆったりとしたネック部分がポイントで、首元をあけて女性らしく着たり、ボリュームを出して来たり、
いろいろなシルエットが楽しめます。
コーディネートによってきれいめにもカジュアルにもなる優秀アイテムです。

オーガニックコットンニット オフタートルプルオーバー

さらに今年は、着回しやすいホワイト、ブラックのほかに、オレンジが新登場。
ついつい暗くなりがちな秋冬コーデの中で、
差し色として活躍すること間違いなしです。

「あまり派手な色はちょっと......」という方も、
ぜひ一度チャレンジしてみてください。

オレンジ色は、実は黒や茶、カーキ、
今年トレンドのネイビーなどの定番色と相性が抜群。
お手持ちの服に、意外にすんなりと合わせられるはずです。

発色のきれいなビタミンカラーを入れると、パッと華やかになりますよ。

オーガニックコットンニット カーディガン

オーガニックコットンニット ロングカーディガン

オーガニックコットンニット ストール

今の季節には、さらりと羽織れるカーディガンやストールもおすすめ。
1枚あると重宝しますよ。

半袖やノースリーブと合わせるのにも、肌ざわりを気にせずに済むのは
やっぱりうれしいですよね。
中に着るインナーや合わせるアイテムで調整すれば、長いシーズン着られるこのシリーズ。
ぜひ一度、このやわらかさを感じてください。

オーガニックコットンニットのアイテムはこちら >


火曜日

19

9月 2017

ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)に聞く
ピープルツリーとのコラボレーション

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V&Aのライセンシングリサーチ&商品開発マネージャーであるアメリア・カルバーさんに
ピープルツリーとのコラボレーションについて伺いました。
(英国のピープルツリーで掲載されたブログの翻訳記事になります)

――ピープルツリーとコラボした理由を教えてください。
ピープルツリーとV&Aは、専門分野が異なるものの、品質や手仕事、ひらめきや技術革新に対する情熱は同じだと感じています。私たちの使命は博物館の芸術作品をより身近にすること。ピープルツリーとともに活動できたことは喜びでした。

V&A OCサテンシードプリント・長袖シャツワンピースは、ボタンを開ければ羽織としても着られる。

――コレクションが生まれるきっかけはどんなことでしたか?
V&Aで2018年2月から始まる展示、「オーシャン・ライナー~スピードとスタイル~」展の世界観からピープルツリーがヒントを得て、コラボレーションが始まりました。
1920~30年代のオーシャン・ライナー(タイタニックに代表されるような豪華客船による旅行)の黄金の時代は、ファッションやエンターテイメント、インテリアから建築にいたるまで、あらゆる分野を通じて流行したアールデコ・スタイルと密接な関係があります。その時代のデザイナーたちは、ファッションと船上のライフスタイルというアイデアに注目。リラックスするための普段着からデッキ上のテニス、晩餐のためのイブニング・ガウンまで、それぞれのシーンに活躍する洋服が必要になるため、ファッションが重要だったのです。そして、オーシャン・ライナーは最新ファッションを披露するには最適な場所でもありました。船内の食堂につながる劇場のような大きな階段は、最先端ファッションに身を包んだ乗客たちの舞台に。オーシャン・ライナーの流線型の建築は、ファッション・ショーや撮影のロケ場所となることも多かったのです。ファッション同様、オーシャン・ライナーの旅は人びとの夢と現実をつなぐ「場」としての機能がありました。
また、1930年代の洗練された女性たちは、誰もが花柄プリントの洋服を持っていました。ピープルツリーが選んだ柄は、夏の芝生の上やオーシャン・ライナーで開かれたティーパーティーで着ていたエレガントな洋服を思い起こさせてくれます。

――あなたがV&Aで働くようになった経緯と、仕事について教えてください。
私は英国のアングリア工科大学で芸術史を勉強しました。卒業後インターンをしたいと考え、オークション・ハウスに手紙を出したところ、絵画の保管庫での仕事をもらいました。芸術史が得意でしたし、素晴らしいことだと思いました。さらに、自分にはアイデティックメモリー(映像記憶)があることが、後々わかったのです。230万点以上も作品を所蔵する博物館で、これは計り知れないほど貴重なことです! 10歳の頃に訪問して以来、私はV&Aが大好きでした。1回目の訪問では、すべてを探検し尽くせないと悩んだことを覚えています。でも、悩むことはありませんでした! 私は2000年からずっとV&Aで働いています。ここで私はライセンス事業部で仕事をして、世界中のパートナーにデザイン・リソースやブランドの承認を出しています。


V&A OCサテンシードプリント長袖ブラウスは、背面にフリルがほどこされたデザインがかわいい。

――今回のコラボレーションの中であなたが好きなものは何ですか?
私が大好きなのはV&Aチューリッププリントのフリルブラウスです。心地よさとエレガントなフリルが大好きです。仕事ではいつも身なりを整えるようにしています。でも朝はカメラを手にクロスワーカーズ(V&Aの別館でファッション関連の資料やテキスタイルが保管されている)のはしごを上がり、さらに博物館の華やかなイベントに出ることもあります。ですから、どんな状況でも対応できなくてはいけないんです。ピープルツリーのV&Aとのコラボ商品はとても幅広く使えるため、ドレスアップもカジュアルダウンも簡単です。

V&A チューリッププリント・フリルブラウス。きれいめにも、カジュアルにも対応できる万能なデザイン。

――V&Aの今後の活動について教えてください。
前述の通り、2018年2月からV&Aでは船旅の黄金時代に想いをめぐらせ、「オーシャン・ライナー~スピードとスタイル~」という新たな大きな特別展を開催します。マサチューセッツ州セイラムのピーボディ・エセックス博物館との共催、後援にバイキング・クルーズ社(米国の客船運航会社)を迎え、国際的な規模でオーシャン・ライナーのデザインや文化面での影響を探る初めての展示となります。建築やインテリア、船上で発展したファッションやライフスタイルまであらゆる側面を探索できる展示となっています。楽しみにしていてください。

――ありがとうございました。

撮影:Audrey Reglioni

V&Aシリーズはこちら >>


木曜日

24

8月 2017

\わたし、コレ買いました!/スタッフが選ぶ秋のいちおしアイテム

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みなさん、こんにちは。
通販のヨシムラです。

まだまだ暑い日々が続いていますが、ショップには秋物が入荷しました!
毎年、いつから着たらいいのか悩む秋服。
本格的な秋が始まる前に、まずは商品チェックが必要ですよね!

本日は、普段から商品を間近で見ているスタッフが
いち早くGETした秋物をご紹介いたします。

通販のタカチホ。身長 164cm

 

オーガニックコットンアルパインプリント 七分袖トップは、ひとめぼれアイテム!

ベロア調のプリントは秋らしい雰囲気で、
普段づかいしやすく、着やすいオーガニックコットン素材。
お洗濯が楽チンなのがまたうれしいポイント♪

着丈が少し短めなので、いろいろなボトムスと組み合わせが楽しめそう♡

ボトムは、しなやかで、はき心地がとても気持ちがいい。
シルエットがきれいで気に入っています。

ウエストゴムなので、食欲の秋に大活躍しそう!

【着用アイテム】
・オーガニックコットンアルパインプリント 七分袖トップ

・オーガニックコットンツイル パンツ

輸入・物流チームのヨネヤマ。身長 160cm

 

今すぐ着たいので、シルク素材を選びました!

さらっとした肌ざわりと上品な光沢感が魅力的で、
ついつい毎シーズン買ってしまいます。

シルクってお手入れが心配されがちですが…
ネットに入れて弱水流で気軽にお洗濯が可能。
干すときにシワをのばせばアイロンいらずです。

さらに、結婚式の2次会などのパーティーにも大活躍するので、
一枚あるととても重宝します!

【着用アイテム】
・手織りシルク・ツイッグ&ドットプリント フレンチスリーブワンピース

・オーガニックコットンニット カーディガン

通販のヨシムラ。身長163cm

 

最後にわたしのおすすめは、
Erica オーガニックコットンニット・ノースリーブロングトップ。

秋物って気温が高いと着るタイミングがなかなかつかめないですが、
ノースリーブなので、今すぐ着られます♪

普段はカジュアルなスタイルが多いのですが、
一枚でグッと大人テイストに仕上がるので、
ワードローブに即追加しちゃいました!

サイドのスリットのデザインがお気に入りです。

【着用アイテム】
・Erica オーガニックコットンニット・ノースリーブロングトップ

・Lee・オーガニックコットンデニム ヴィテージテーパート

・タッセルつきジュートのバスケット・M

みなさんもぜひ、自分だけのお気に入りアイテムを見つけてください♪

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水曜日

9

8月 2017

かわいいだけじゃないパンダシリーズができるまで

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6月に上野動物園のジャイアントパンダに赤ちゃんが生まれ、注目されているパンダ。
ピープルツリーの秋冬の新作にも気になるプリントのお洋服がありましたよね?
そう、パンダシリーズ
今回はパンダシリーズについてご紹介します。

イラストを描いているのは、ヘルシンキ在住のアンナ・アランコ(ANNA ALANKO)
彼女はフィンランド・ヘルシンキ生まれで、2013年にアアルト大学院ファッション科卒業。
現在はフリーランスのデザイナー兼イラストレーターとして活躍しています。
2014年にはラトビアのハビトゥス・バルティージャ・ファッションコペティションで優勝。
活躍を期待されている若手デザイナーです。

そんな彼女が描くパンダは、なんともゆる~い雰囲気。
しかも、ただかわいいだけではない、なんとも言えないシュールな空気感も魅力です。

商品企画をしているピープルツリーのデザイナーいわく、
「パンダって世界中の人が『かわいい』と思っている動物だと思うんです。
そんなパンダをお洋服にしたら、みんなから愛される商品になるんじゃないないかと思い、提案しました。
幅広い年代の人に着ていただきたいので、子どもっぽいデザインにならないよう、色やシルエットを考えています」。

のびをしているパンダは、真ん中に一匹でTシャツに。
数種類のポーズをたくさん配置して総柄にしたり、
回転させてゴロゴロと転がっているような柄にしたり、
背面の裾に刺繍をプラスしてみたり……。
ワンピースはウエストを絞った形にして、カジュアルになり過ぎないように配慮。
カラーも落ち着いたグレイとブルーを選び、大人の女性でも着やすい雰囲気です。
こうして、遊びゴコロいっぱいのデザインが完成しました。

シンプルに配置したパンダが印象的なTシャツとショルダーバッグ。ヘアバンドもパンダの総柄と無地の組み合わせです。

大人っぽく着られるようにシルエットも色も調整しました。

パンダOCプリントTシャツ・ごろごろの背面の左裾には刺繍がほどこされています。

しかも、洋服とヘアバンドはすべてオーガニックコットンを100%使用。
やさしい肌ざわりで評判のカットソー生地なので、着やすさも抜群です。

着やすくて、かわいくて、甘すぎないパンダシリーズ
ぜひ、ピープルツリーのパンダシリーズにご注目ください。

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木曜日

3

8月 2017

手仕事の技がたくさん詰まった手織りシルクシリーズ

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秋冬の先行販売のシリーズから、今回は手織りシルク・ツイッグ&ドットプリントシリーズをご紹介。
この商品が生まれるには多くの人の手と、類まれなる技術が使われています。

手織りシルク・ツイッグ&ドットプリントシリーズの生地はひとつの村から生まれます。
村では蚕を育て、繭を煮て、糸口から何本か引いてまとめて縒り、1本ずつ糸を紡ぎます。
紡がれた糸は手織り機で1枚の生地へと。
細いシルクの糸を手織りするのは、根気と緻密さが必要な仕事です。
風合いを損なわず、衣服としての強度を保てるような生地を織ることができるのは、限られた職人だけ。
ピープルツリーは、この素晴らしいシルクを多くの人に大切に長く着てほしいと思い、織り手と二人三脚で技術を高めてきました。

ピープルツリーのシルク生地が織れるのは、数人の職人しかいません。


シルクの糸はこんなに細いのです。

また、プリントも手作業で行うハンドスクリーンプリント。
ハンドスクリーンプリントは1色ごとに版をつくります。
使う色の数に合わせて、刷っては乾かすという作業を繰り返します。
長い台の上に手織りのシルク生地を乗せ、上に版を置いて、両側から幅の広いヘラで染料をのばしていく……。
そのまま台の上で乾かして、次の版へと。ずれないように丁寧に版を置き、染料をのせてまた刷っていきます。
機械でプリントするのとは異なり、手間も時間もかかり、大量生産はできません。
だからこそ、得も言われぬ表情が生まれるのでしょう。

長い台を挟み、男性2人がかりでプリントします。

できあがった生地は裁断され、ミシンで洋服に仕立てていきます。
軽やかなシルク生地の縫製は難しく、技術を要します。
シルクの手織り生地は滑脱(やわらかい生地の縫い目に力が加わると縫い目が開いたりする現象)しやすいため、
デザインにも工夫が凝らされています。
着用時に余計な力が加わりにくい、ふわりとしたコクーン形やAラインなどのシルエットや、
できるだけ縫い目の少ないデザインを心がけ、縫い方も生地に適した方法を選んでいます。
そうやって、たくさんの人の手を借りながら、贅沢な一着が生まれました。

ミシンがけが難しいシルク生地をていねいに縫製していきます。

今季の手織りシルク・ツイッグ&ドットプリントシリーズは、
“Scene of Mountains”というコレクションテーマを想起させる、山で色づく植物の図案をプリント。
ツイッグ(twig)は枝、ドットは水玉模様と木の実のふたつの意味を持たせました。
紅葉を思わせるイエロー系と、月夜や冬山の雰囲気をまとったブルー系の2色展開です。
手紡ぎの糸は機械で紡績した糸と違い、力加減や糸をひく速さによって強弱のあるうねりができるため、
ところどころ節が生まれ、生地にしたときに奥行きのある陰影が現われます。
生地独特のやわらかな光沢と、プリントのシックな色合いが互いを引き立て合っています。

左のトップスがブルー系、右のワンピースがイエロー系。ほかにチュニックタイプがあります。

手仕事ならではの表情のある生地は、大人の女性に人気です。

糸を紡ぐ、布を織る、プリントをする、縫製をする……。
すべての工程が手作業で行われているシルク100%の手織りシルクシリーズ。
人びとの想いが詰まった美しいシルクがいつまでも愛されるよう、願いを込めてつくっています。
ぜひ、一度お試しください。
きっとその上質な着心地に、ご満足いただけるのではないでしょうか。

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木曜日

27

7月 2017

手仕事の良さが感じられる秋冬のコレクションから

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夏休みも始まり、暑さも真っ盛りですが、店頭はひと足先に秋冬へと変わりつつあります。
ピープルツリーでも秋冬のコレクションが一部スタートしました。

今季のテーマは“Scene of Mountains”。
表情を変える山の情景、木々や山野草、澄んだ湖水に映し出された雪山、
木漏れ日や紅葉といったイメージを元にデザインしています。

今回は7月に先行販売されたシリーズの中から、手織りジャカードシリーズを紹介します。

穴をあけたカードを使って複雑な模様をつくるジャカード織りは、
フランス人発明家のジョゼフ・マリー・ジャカール氏が1801年に考案しました。
現在では、ジャカード織りのほとんどがコンピュータ制御で自動化されていますが、
ピープルツリーでは、1枚1枚、職人が手織りでつくっています。

ジャカード織りを手掛けるのは、バングラデシュの「アーティザン・ハット」。
バングラデシュでは、1990年代の末からファスト・ファッションの台頭により、
機械化の波に押され、多くのはた織り職人たちが仕事を失いました。
そうした職人たちを支援する目的で、2002年に設立されたのがアーティザン・ハットです。
現在では、ノルシンディやジェニダといった農村地域において、
手織りや手刺繍などの職人100人あまりに仕事の機会をつくり出しています。

手織りジャカードシリーズをつくっているのは、バングラデシュのアーティザン・ハットの人たち。

手織りについては、春夏のコレクションで紹介した「糸と手から生まれた服」をお読みいただくと、
地道で根気のいる仕事ということがイメージできるかと思います。
アーティザン・ハットでも同じように、染めた糸を用意し、糸を巻き、
織り機にたて糸をかけてから、よこ糸を1本ずつ通して織っています。

今シーズンの手織りジャカードシリーズは、生成りとライトグレイの2色展開です。
生成りは一見、無地のように見えますが、繊細な花模様が織りで表現されています。
ライトグレイはシャンブレー生地といって、たて糸とよこ糸が違う色で織られています。
ブラックのたて糸にベージュのよこ糸を使っているので、奥行きのある生地に仕上がっています。

左は生成り系、右はライトグレイ系の生地アップ。

デザインは、ワンピースもブラウスも胸元にピンタックをたっぷりほどこした、クラシックなデザイン。
やわらかでふんわりとしたシルエットは、女性らしさを印象づけます。

今年の秋冬ファッションのキーワードのひとつである、「ネオ・クラシック」なデザインはトレンドの先取りにおすすめ。
しかも普遍的なかわいらしさもあるので、長く愛用できること間違いなしです。
この手織りジャカードシリーズで、秋を先取りしてはいかがでしょうか?

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