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ピープルツリーの日々のこと

Monthly Archive: 11月 2021

水曜日

24

11月 2021

【30周年記念企画】ピープルツリーの30年~始まりの物語~

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【30周年記念企画】ピープルツリーの30年~始まりの物語~

ピープルツリーは、ものづくりの現場から人権侵害や環境破壊をなくそうとフェアトレードを実践、推進してきました。その原点は、すべての人や地球にとってフェアな世界をつくりたいという想い。一人ひとりがより良い世界のために行動すればきっと、希望の未来が開けると信じて活動を続け、気が付けば30年。希望を持って、地道に毎日努力を重ねたきた道のりを振り返ってみると、なんとさまざまな「始まり」のチャレンジに満ちていたことか。

Facebookにて6回に分けてお届けした、ピープルツリーの30年間の節目の出来事を、改めてこちらにまとめました。Facebookのリンクから、ぜひ詳しい物語もご覧ください。

Vol.1 グローバル・ヴィレッジ誕生

ピープルツリーの母体NGO「グローバル・ヴィレッジ(GV)」は、環境や貧困の問題に対して何とか現状を変えたいと考える数名の個人がボランティアとして始めました。初めてのイベントは、1991年11月1日からの「ナミビアの手工芸品展」開催。

その後、日英対訳のニュースレターを年4回発行するようになり、イギリスで販売されていたフェアトレード商品を日本に輸入してパンフレットで紹介したり、イベントにブース出展して販売するようになりました。次いでインドやバングラデシュの生産者を訪ねて日本向け商品の開発を開始し、のちにピープルツリーのフェアトレード事業につながっていきました。

Vol.1の物語はこちら ≫

左 グローバル・ヴィレッジの出発点となった「ナミビアの手工芸品展」
右 ミニー家の自宅で定期的に行った勉強会。中央がジェームズ・ミニー

左 初期のグローバル・ヴィレッジ ミニカタログ
右 野外イベントでのブース出店

 

Vol.2 フェアトレードチョコ誕生

1994年の発売から累計で1,600万枚以上をお届けしてきたピープルツリーのフェアトレードチョコ。販売開始時の名前は「マスカオ・フェア・トレード・チョコレート」。1996年のバレンタイン前に行った「フェアトレードチョコを贈ろう!」キャンペーンが成功し、多くの人に知られることになりました。販路の広がりに伴い、日本向けのオリジナルパッケージを開発。おなじみのユニークな表情のウシさんのイラストでさらにたくさんの人に愛され、バラエティも増えました。今では原料の生産農家も複数の国に広がり、2013年からは「カカオポイント」の寄付による農家の支援も行っています。

Vol.2の物語はこちら ≫

フェアトレードチョコを初めて紹介した1995年のカタログのページ

左 ボリビアの生産農家を訪ねたピープルツリー広報ディレクター(当時)の胤森なお子(2012年)
右 ボリビアのカカオ畑で作業するソフィア・ウアリナ・デ・アラビさん

 

Vol.3 世界フェアトレード・デーの始まり

1996年にヨーロッパで始まったキャンペーンに端を発する「世界フェアトレード・デー」。グローバル・ヴィレッジ(GV)が、日本でも全国一斉の行動によってフェアトレードへの関心を高めたいと全国の取引店に呼び掛け、1999年5月8日、日本全国約100店舗のフェアトレード商品取扱店で、フェアトレードに関する多彩なイベントが開催されました。後に、日本では5月いっぱいを「フェアトレード月間」とし、さらにはWFTO(世界フェアトレード連盟)の2001年年次総会でGVが毎年5月第2土曜日を加盟メンバー全員で行動する日とすることを提案し決議されたことで、現在では世界各地からWFTO加盟メンバーがフェアトレードに関するさまざまな発信を行う日となっています。

Vol.3の物語はこちら ≫

左 現・ピープルツリー自由が丘店で行ったフェアトレード・ブランチ(1999年)
右 日本に加えて、世界各地でも一斉にイベント開催(2002年)

左 日本に加えて、世界各地でも一斉にイベント開催(2002年)
右 ファッションショーにはプロのモデルからボランティアの友人までが出演(2007年)

 

Vol.4 デザイナー・コラボレーションの始まり

素材から完成品までに多くの過程があり、より多くの人に収入の機会をもたらすファッションアイテムの開発に力を入れていたピープルツリーに、ファッション誌から夢のような企画の提案が寄せられました。なんと、世界の新進デザイナーが考案する服をつくり、人気モデルが着用してフェアトレードを紹介するというもの。難しいリクエストに応えて奮闘した生産者やスタッフの苦労の甲斐あって、2007年4月、『ヴォーグ ニッポン』(現『ヴォーグ・ジャパン』)に4点のデザイナー作品の紹介と共に、フェアトレードについての記事も掲載されました。これをきっかけに、その後も錚々たるデザイナー達とのコラボレーションが継続されていきました。

Vol.4の物語はこちら ≫

左 『ヴォーグニッポン』2007年6月号
右 イギリスを代表するテキスタイルデザイナー、ザンドラ・ローズとは、2013年から複数回コラボレーション

左 コラボレーションによってフェアトレードへの関心が高まってほしいと期待を語ってくれたデザイナーたち
右 最前線で活躍するデザイナーが次々にコラボレーションに参加した(ピープルツリーのカタログより)

 

Vol.5 「フェアトレード保証制度」の始まり

2013年5月、WFTOの総会で、新しい「フェアトレード保証制度」が決議されました。生産者とのフェアな取引や事業の透明性、環境への配慮などを定めたフェアトレードの10の指針を守っていることを認められた加盟団体は、フェアトレード保証を受け、フェアトレード保証ラベルをつけた商品を販売できることになったのです。日本とイギリスのピープルツリーは、このフェアトレード保証を受けた最初の団体のひとつです。

Vol.5の物語はこちら ≫

左 フェアトレード保証制度を決議したリオデジャネイロのWFTO総会の様子(2013年5月)
右 サフィア・ミニー

左 ピープルツリーの衣料品につけられているフェアトレード保証ラベルのタグ
右 フェアトレード保証を受けた団体の製品につけられるラベル(左)と、WFTOの加盟団体であることをあらわすマーク(右)

 

Vol.6 ファッションレボリューションを起こそう!

2013年4月24日にバングラデシュの首都ダッカで起きた8階建ての縫製工場複合ビルの崩落事故。大量消費を前提に大量生産、大量廃棄が当たり前のアパレル産業において、生産者の立場がとても弱く、安全な労働環境も生活の保障もない実態が明るみに出ました。これに端を発して、ファッションの人や地球に及ぼす影響を知り、サプライチェーンを変革するために透明性を高めようと、「ファッションレボリューション」運動がはじまりました。ファッションへの問題提起として制作された映画『ザ・トゥルー・コスト~ファストファッション真の代償~』には、問題解決への取り組みとしてピープルツリーのフェアトレードも紹介されています。

Vol.6の物語はこちら ≫

左 モデルのアンジェラさん、エシカルファッションジャパン代表の竹村伊央さんを招いて開催した「ファッションレボリューションウィーク」トークイベント(2014年)
右 ファッションレボリューションで「私の服をつくったのは誰?」と呼び掛けるキャンペーンで、フェアトレード団体は「私がつくりました」と答える職人達のメッセージを発信

ファッションレボリューションで「私の服をつくったのは誰?」と呼び掛けるキャンペーンで、フェアトレード団体は「私がつくりました」と答える職人達のメッセージを発信

 

これからも、みんなが普通に幸せに暮らせる世界、人も、動物も、植物も調和の中で共生できる世界の実現に向けて、それぞれの道でレボリューションを起こしていきましょう!

ピープルツリーのオーガニックコットン製品開発についての始まりの物語は、別途こちらにまとめました。
まだご覧になっていない方は、ぜひ併せてご一読ください。
「ピープルツリーのオーガニックコットン~ゼロから始めたストーリー~」はこちら ≫

ピープルツリーの30周年を記念した特設ページはこちら ≫

フェアトレードのお買いものはこちら ≫
フェアトレードチョコのお買い求めはこちら ≫

金曜日

19

11月 2021

生産者とともに30年。長く愛される、ロングセラーの雑貨たち

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民族衣装のサリーに身を包んだまぶしい笑顔の女性たち。インドのサシャで創設時から活動する生産者グループの女性たちです。手に持っているのは、ロングセラーの人気アイテム、「リサイクルサリーのバードの鍋つかみ」です。今年の10月の中旬ごろ、工房の外での写真を撮って送ってくれました。木に留まらせたりして、我が子のように注がれる視線になんだか愛を感じる写真たち。ひとつひとつ丁寧に愛情をこめてつくる姿が目に浮かびます。

11/1(月)で30周年を迎えたピープルツリー。創業から30年、これまでたくさんの生産者と一緒に様々なものづくりにチャレンジしてきました。

本日は30周年特設サイトでもご紹介しているロングセラーアイテムからいくつかピックアップしてご紹介します♪

綿の石けんメッシュ・バッグ

ロングセラーアイテムのうち、一番の古参は1999年から販売している綿素材の石けんバッグ。バングラデシュのジュート・ワークスという生産者が手編みで作っています。

古いデータはもう残っていないのですが、カウントできる2009年からの12年間でつくられた点数は約30,000個にもなります。

こちらはジュート・ワークスのオリジナルアイテムで、ピープルツリーでは日本で販売できるようクオリティのサポートを行っています。

使っている紐をつなぐと、全部でどれくらいの距離になるんだろう・・と、気になって調べてみました。試しに使い古した我が家のせっけんバッグをほどいてみると約12mの糸が使われていました。これまで作った30,000個をつなぐと約36,000km。地球の外周は約40,000kmとされているので、地球一周まであと一歩!と思うと、夢が膨らみますね。

綿の石けんメッシュ・バッグはこちら >

リサイクルサリー・バード鍋つかみ

冒頭で、すてきな笑顔の女性たちとともに登場した鍋つかみ。

もともとは、サシャの創業からいるデザイナーさんがデザインした、ガムチャ織でつくったティーコージー、エッグコージーという紅茶や卵を温めておくキッチングッズでした。

コルカタにあるサシャのショールームを訪れたピープルツリーのデザイナーが、このアイテムを気に入り、よりピープルツリーらしいリサイクルサリーで作ってみては?と提案したことから、色とりどりのキュートな鳥の鍋つかみが誕生しました。

リサイクルサリーを使用しているので、色柄アソートの世界でひとつだけアイテムというのも魅力的です。可愛いしっぽはループ状になっているので、フックなどにかけられて機能性も抜群。

細かいパーツがたくさんあって、作業工程が多く作るのに技術が必要なアイテム。一時期生産者からは作るのが大変で続けられないという声もありました。

それでも日本でのお客様からの声を伝えたりして、一緒に頑張ろう!と作り続けて、最近では人気急上昇中。直近の発注数を含めて、生産者さんが日本に届けてくれた鍋つかみは累計約9,000個にもなります。

たくさんの方から愛される人気商品の一つになったことで、サシャの女性たちも、もっとたくさん作りたい!と前向きにものづくりをしてくれています。今回、30周年記念のロングセラーの人気アイテムに選ばれたことを伝えたところ、冒頭の素敵な写真を撮って送ってくれました。誇りと愛情をもってものづくりをする姿を見ると、私たちの喜びもひとしおです。

リサイクルサリー・バード鍋つかみはこちら >

おまもりパレワストーン

インドのタラ・プロジェクトで作っているパレワストーン。

日本ではペーパーレス化が進んで使用頻度が減ってきていますが、インドでは天井に設置した扇風機を空調として備えていることが多く、紙類が飛んでしまわないようにペーパーウェイトが良く使われています。

パレワストーンを使って作ったシンプルなペーパーウェイトに、日本でも多用途に使えるようにメモスタンドになるようなスリットを入れて、メッセージを刻みました。
手彫りのあたたかみのある文字で刻まれたメッセージ(Smile/Peace/Wish/Happy)に、思わずほっこり心温まるアイテムです。2003年の発売からシリーズで累計約90,000個以上が、海を渡って日本に届き、結婚式の席札スタンドやプチギフトなどとして、たくさんの幸せな時間に立ち会わせてもらっています。

おまもりパレワストーンはこちら >

リサイクルウールの手編みのミニソックス

続いては、ネパールのクムベシュワール・テクニカル・スクール(KTS)という生産者パートナーが作っている、リサイクルウールのミニニットアイテム。

もともと手編みの商品は、布のように裁断したあとの端切れがでない、ゼロウェイストの優秀素材。
それでも、サンプルで作った染めた毛糸の残りや、商品を作った残りの短い毛糸等、どうしても使い切れない毛糸がでてしまいます。リサイクルウールのアイテムは、それらを余すことなくすべて使い切ろうという考えのもと生まれたアイテムたちです。

ピープルツリーでは、手袋やニットキャップなどのファッション小物から始めて、現在はミニニットシリーズやポンチョ、スヌードなど、さまざまなアイテムをつくっています。毎年繊細で華やかな手編みのアイテムを届けてくれるKTSのニッター(編み手)さんたちは、熟練のプロフェッショナルな技術をもっています。過去にご紹介したKTSのニットのデザインコンペでも、本当に、どんなふうに編んでいるんだろう…とほれぼれするような繊細な編み模様の作品が登場しています。
(過去のブログはこちら >)

リサイクルウールのアイテムは、日本のデザイナーが編み柄を指定して、あとは熟練のニッターさんに自由に編んでもらいます。こうして、ひとつひとつに想いを込めた、世界で一つだけの1点物のアイテムが生まれます。
ありがたいことに、たくさんの方に選んでいただいて、これまでにつくられた数はミニソックスだけでも約65,000点。リサイクルウールのシリーズは、あまりの人気で余剰糸が足りないかも・・!?ということもあったそう。これぞ真のゼロウェイスト!

今ではチョコレートと一緒のギフトやクリスマスの飾りつけなどに活躍する、毎冬の定番人気アイテムのひとつとなっています。
ニッターさんの個性も尊重した、丁寧なものづくり。そんな想いも一緒に届いたらいいなと思います。

リサイクルウールのアイテム一覧はこちら >

ティー・ストレーナー

続いての人気アイテムは、ティーストレーナー。
現在は、シンプルな両側に持ち手がついたタイプ(写真右)と、取っ手が鳥の形をしたタイプ(写真左)の2種類を販売しています。

カップのふちに取っ手をかけて、気軽に1杯ずつ紅茶がいれられる便利さが好評で、シンプルな形のものは2013年から発売して累計で10,000個以上販売の人気アイテムです。

持ち手のついた浅型の茶こしから始まって、茶葉が開くように深いタイプに作り替え、深型の引っ掛けられるタイプにしてみたり…使いやすさを追求して次々に形を変えて今のデザインになりました。

ティーストレーナーの変遷の写真 (左から右へ)

どうしたら使いやすいかな・・と、生産者と一緒に試行錯誤をしてきた足跡が見られます。

来年の春夏にはカフェタイムにぴったりの新しいアイテムが登場予定ですので、ぜひ楽しみにお待ちください!

ティーストレーナー一覧はこちら >

いかがでしたか?

ピープルツリーではできるだけ現地で仕入れられる自然素材をつかって、手仕事でものづくりをしています。

ロングセラーのアイテムたちの中には、現地の暮らしの中で生まれて長く愛されてきたものを、その良さは残したまま、日本の生活にフィットするようにすこしずつ形や用途を変えたものも多くあります。

ティーストレーナーのように改良を繰り返して日本のみなさまの暮らしの中に溶け込んでいくよう、生産者と一緒に日々試行錯誤を繰り返しています。

ぜひ、そんな長く愛されるアイテムたちを、生活の中に取り入れてみてください♪
ロングセラーアイテム一覧はこちら >

30周年記念特設ページはこちら >

水曜日

17

11月 2021

【30周年記念企画】ピープルツリーな人

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2021年11月1日、ピープルツリーは30周年を迎えました。

生産者たち、お客さま、お取引先のみなさまに加えて、ともに活動してきたスタッフたちなくしてはあり得なかった30年間です。創設当初より、今もピープルツリーでフェアトレードに携わるスタッフもいれば、現在はフェアトレードから広がって、さまざまな分野でピープルツリーのめざす世界を体現している元スタッフもいます。

30周年の記念に、ピープルツリー元・現スタッフにインタビューし、ピープルツリーやフェアトレードとの出会いをきっかけに、働き方や関心事、ものの見方や考え方、そしてライフスタイルにどのような変化があったのか、そして今めざす世界や暮らしはどんなかたちなのかを聞いてみました。

Facebookの5回シリーズでお届けしたこのシリーズをまとめました。

Vol.1「胤森なお子(たねもり・なおこ)さん」

トップバッターは、広報ディレクターとして会社の顔でもあった胤森なお子さん。現在もピープルツリーの母体NGOグローバル・ヴィレッジ代表であり、「日本フェアトレード・フォーラム」理事もつとめています。その一方、コミュニティ型カフェ「なごみカフェ」をオープンしてお店でお料理や接客、ご自宅では屋上の家庭菜園やコンポスト、自家発電や雨水を利用したサステナブルな暮らしを日々楽しんでいる様子が素敵で、この連載企画のアイディアの元となった存在です。

Vol.1「胤森なお子さん」のエピソードはこちら >

左 広報ディレクター時代の出張で、ボリビアのカカオ生産農家と一緒に
中 自宅太陽光発電のメンテナンス
右 「なごみカフェ」に設置された雨水樽

 

Vol.2「加唐花子(かから・はなこ)さん」


Vol.2は、元・卸チームマネージャー、現在は自然豊かな三浦半島で2人のお子さんを育てながら、エシカルウエディングの企画・運営をするWalk in Beauty代表・加唐花子さん。ウエディングドレスからリング、お花、ギフトなど、ウエディングに関するすべてにエシカルを取り入れる提案をしています。一般社団法人エシカルウエディング協会の理事もつとめるとともに、フラダンサーでもあり、今もピープルツリー時代も変わらず、まわりに元気をくれるひとです。

Vol.2「加唐花子さん」のエピソードはこちら >

左 ピープルツリー恒例の仮装クリスマスパーティにてフラダンサーの仮装
中 友人の結婚式でもフラを披露
右 家族で海を楽しむ生活

 

Vol.3「永岡育子(ながおか・いくこ)さん」


Vol.3は、初の社内パタンナーとして、毎シーズン現地に赴き、生産者さんたちに大いに頼りにされてきた永岡育子さん。現在は「あなたの・わたしの“あったらいいな″をカタチにする」がモットーのリメイクやオーダーメイドのお仕立て屋さん「mogana」を立ち上げています。ご自身で苦労して形にしたピープルツリーのウエディングドレス姿のエレガントな美しさはもちろん、二人目のお子さんをお腹に宿しながら海に出てアウトリガーカヌーを楽しむアクティブな暮らしぶりも素敵です。

Vol.3「永岡育子さん」のエピソードはこちら >

左 バングラデシュ初出張
中 自身でパターンを作ったドレスで結婚式
右 アクティブに海を楽しむ葉山の暮らし

 

Vol.4「吉田庸子(よしだ・ようこ)さん」

Vol.4は、いつも斬新なアイディアで着こなすピープルツリーの服やアクセサリーのコーディネートでみんなを楽しませつつ、ショップマネージャーとしてショップスタッフを束ねて活躍してくれた吉田庸子さん。退職後、東北の復興プロジェクトに参加した後、現在は千葉県いすみ市内で直売所や事業者さんをサポートしたり、地域の魅力を伝えるワークショップや情報発信をする「toko Y.Yトコ・ワイワイ」を立ち上げて、ローカルでナチュラルな暮らしと、東京との2拠点生活を楽しんでいます。

Vol.4「吉田庸子さん」のエピソードはこちら >

左 自由が丘店で東北の現状についてお話会
中 バスタ新宿で市役所職員さんといすみ産品のPR
右 自宅で養蜂中の蜂の巣箱

 

Vol.5「原野聡子(はらの・さとこ)さん」

Vol.5は、「サプライチェーンマネジメント(SCM)チーム」のマネージャーとして輸入からお客さまへの発送までの物流全体を担うとともに、社内のすべての業務においてもフローが滞ることのないように率先してみんなに助けの手を差しのべてくれる、ピープルツリーにとってなくてはならない存在の原野聡子さん。多忙な仕事をこなしながら、真剣にダンスに取り組み、田植えにいそしみ、美しい着物姿でお出かけしていると思ったら、災害復興支援ボランティアに駆け付けてとまさに八面六臂の活躍ぶりです。

Vol.5「原野聡子さん」のエピソードはこちら >

左 ボランティア先の岡山の被災地で、運び出した鏡の前にて
中 ダンスチームでの発表会
右 着物を楽しむために素敵な場所へ

 

いかがでしたか?
めざす世界への道を丁寧に積極的に楽しんで生きるピープルツリーファミリーそれぞれのエピソードが、みなさまの心の琴線にふれて素敵なハーモニーを奏でますように。

ピープルツリーでは今回のような記事の他にも、フェアトレードの情報や、生産者の話、アイテムのことをSNSで発信しています!ぜひフォローしてください。
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金曜日

5

11月 2021

秋冬の定番素材のコーデュロイが、オーガニックコットン100%で新登場♪

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朝晩の冷え込みが厳しくなって、冬の気配を感じる今日この頃。
秋冬素材のアイテムがやっと着られる!ということで、明日は何を着ようかな…と、前日の夜にワクワクしながらクローゼットを眺めるのが密かな楽しみです。

秋冬の定番素材といえば、コーデュロイ。
生地の表面の毛羽立ちと空気を含んだ畝がほっこりやさしい暖かさで、冬に重宝する素材です。
ピープルツリーでは今年、このコーデュロイ素材をオーガニックコットン100%で作りました。

本日は、スタッフのお気に入りのコーディネートと合わせて新商品をご紹介していきます。
ぜひ最後までチェックして、クローゼットの秋冬の定番アイテムに仲間入りさせてください♪

今年新登場したオーガニックコットン100%のコーデュロイ素材。
色は、膨張しない引き締めカラーのブラウンとネイビーの2色展開。シャツとパンツ、スカートの3アイテムを、長くご愛用いただけるようにデザインはシンプルに仕上げています。

オーガニックコットンコーデュロイフロントポケットシャツ

まずは胸元に2つ付いた大きなポケットが可愛い、シンプルな形のシャツです。
今の季節は前ボタンを全部開けて、ライトジャケットとしても着られます。
ボタンを上まで閉めると、マニッシュな印象に。シンプルなデザインで落ち着いたカラーなので、どんなインナー、ボトムス、ワンピースにも似合ってしまう魔法のシャツです。

早速、身長170cmのオオシマがブラウンのLサイズを着てみました。


shirts:オーガニックコットンコーデュロイフロントポケットシャツ Lサイズ 税込¥18,700
dress:V&Aセランダイン柄ドレス UK10サイズ 税込¥20,900

エレガントでしっとりとしたワンピースに、カジュアルな印象があるコーデュロイシャツをさらりと羽織ってみました。甘さの足し引き算がされて、ブラウンが素敵な優しいコーディネートに。

中のワンピースを変えるとシックな印象にも着られます。

shirts:オーガニックコットンコーデュロイフロントポケットシャツ Lサイズ 税込¥18,700
dress:サッシュベルトドレス Lサイズ 税込¥16,500
accessories:プレッツェルモチーフネックレス 税込¥4,950

コーデュロイフロントポケットシャツはこちら >

オーガニックコットンコーデュロイボックスプリーツスカート

続いては、中央にボックスプリーツを入れたスカートです。
ウエスト周りをきれいに見せてくれるすっきりデザイン。
一見タイトなシルエットに見えますが、ボックスプリーツのおかげで足さばきがよいのも嬉しいポイント。
きりっとネイビーと、やわらかブラウン。色で雰囲気ががらりと変わりますね。

身長152cmのミヤハラがネイビーのMサイズを着てみました。
tops:手織りコットンボリュームスリーブブラウス Mサイズ 税込¥14,300
skirt:オーガニックコットンコーデュロイボックスプリーツスカート Mサイズ 税込¥13,200
ボタンとファスナーがサイドについています。地の目を変えて付けた大きなポケットがポイントです。

シルエットが綺麗なので、トップスをインしてすっきり大人に着こなしたり、カジュアルにオーバーサイズのパーカーやスエットを合わせても可愛いです。

オーガニックコットンコーデュロイボックスプリーツスカートはこちら >

オーガニックコットンコーデュロイラウンドラインパンツ

最後にウエストにたっぷりタックが入った、春先まで着回しに役立ちそうな、ベーシックカラーのワイドパンツ。裾はさりげなく切り替えのデザインを入れて、地の目を変えています。

159cmのハヤシがブラウンのMサイズを着用しました。
tops:手織りジオメトリック手刺繍ブラウス Mサイズ(ワンサイズ) 税込¥15,400
pants:オーガニックコットンコーデュロイラウンドラインパンツ Mサイズ 税込¥16,500

ぽてっとしたまるいラインがかわいいパンツは、たっぷり袖のゆるりとしたトップスをあわせると、軽やかなふんわりコーディネートが完成。
スカートのポケットと同じように、パンツは足元で縦横入れ替わる切り替えがあり、いいアクセントになっています。


下にタイツを重ね履きして、真冬も大活躍の予感です。

オーガニックコットンコーデュロイラウンドラインパンツはこちら >

いかがでしたか?
この秋冬大活躍の予感♪な、新作のコーデュロイアイテム。
より長くご愛用いただくために、普段のお手入れではブラシでほこりを落として起毛を整えてあげるのがおすすめです。

ぜひ商品ページもチェックしてみてくださいね!
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