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ピープルツリーの日々のこと

Daily Archive: 2021/11/19

金曜日

19

11月 2021

生産者とともに30年。長く愛される、ロングセラーの雑貨たち

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民族衣装のサリーに身を包んだまぶしい笑顔の女性たち。インドのサシャで創設時から活動する生産者グループの女性たちです。手に持っているのは、ロングセラーの人気アイテム、「リサイクルサリーのバードの鍋つかみ」です。今年の10月の中旬ごろ、工房の外での写真を撮って送ってくれました。木に留まらせたりして、我が子のように注がれる視線になんだか愛を感じる写真たち。ひとつひとつ丁寧に愛情をこめてつくる姿が目に浮かびます。

11/1(月)で30周年を迎えたピープルツリー。創業から30年、これまでたくさんの生産者と一緒に様々なものづくりにチャレンジしてきました。

本日は30周年特設サイトでもご紹介しているロングセラーアイテムからいくつかピックアップしてご紹介します♪

綿の石けんメッシュ・バッグ

ロングセラーアイテムのうち、一番の古参は1999年から販売している綿素材の石けんバッグ。バングラデシュのジュート・ワークスという生産者が手編みで作っています。

古いデータはもう残っていないのですが、カウントできる2009年からの12年間でつくられた点数は約30,000個にもなります。

こちらはジュート・ワークスのオリジナルアイテムで、ピープルツリーでは日本で販売できるようクオリティのサポートを行っています。

使っている紐をつなぐと、全部でどれくらいの距離になるんだろう・・と、気になって調べてみました。試しに使い古した我が家のせっけんバッグをほどいてみると約12mの糸が使われていました。これまで作った30,000個をつなぐと約36,000km。地球の外周は約40,000kmとされているので、地球一周まであと一歩!と思うと、夢が膨らみますね。

綿の石けんメッシュ・バッグはこちら >

リサイクルサリー・バード鍋つかみ

冒頭で、すてきな笑顔の女性たちとともに登場した鍋つかみ。

もともとは、サシャの創業からいるデザイナーさんがデザインした、ガムチャ織でつくったティーコージー、エッグコージーという紅茶や卵を温めておくキッチングッズでした。

コルカタにあるサシャのショールームを訪れたピープルツリーのデザイナーが、このアイテムを気に入り、よりピープルツリーらしいリサイクルサリーで作ってみては?と提案したことから、色とりどりのキュートな鳥の鍋つかみが誕生しました。

リサイクルサリーを使用しているので、色柄アソートの世界でひとつだけアイテムというのも魅力的です。可愛いしっぽはループ状になっているので、フックなどにかけられて機能性も抜群。

細かいパーツがたくさんあって、作業工程が多く作るのに技術が必要なアイテム。一時期生産者からは作るのが大変で続けられないという声もありました。

それでも日本でのお客様からの声を伝えたりして、一緒に頑張ろう!と作り続けて、最近では人気急上昇中。直近の発注数を含めて、生産者さんが日本に届けてくれた鍋つかみは累計約9,000個にもなります。

たくさんの方から愛される人気商品の一つになったことで、サシャの女性たちも、もっとたくさん作りたい!と前向きにものづくりをしてくれています。今回、30周年記念のロングセラーの人気アイテムに選ばれたことを伝えたところ、冒頭の素敵な写真を撮って送ってくれました。誇りと愛情をもってものづくりをする姿を見ると、私たちの喜びもひとしおです。

リサイクルサリー・バード鍋つかみはこちら >

おまもりパレワストーン

インドのタラ・プロジェクトで作っているパレワストーン。

日本ではペーパーレス化が進んで使用頻度が減ってきていますが、インドでは天井に設置した扇風機を空調として備えていることが多く、紙類が飛んでしまわないようにペーパーウェイトが良く使われています。

パレワストーンを使って作ったシンプルなペーパーウェイトに、日本でも多用途に使えるようにメモスタンドになるようなスリットを入れて、メッセージを刻みました。
手彫りのあたたかみのある文字で刻まれたメッセージ(Smile/Peace/Wish/Happy)に、思わずほっこり心温まるアイテムです。2003年の発売からシリーズで累計約90,000個以上が、海を渡って日本に届き、結婚式の席札スタンドやプチギフトなどとして、たくさんの幸せな時間に立ち会わせてもらっています。

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リサイクルウールの手編みのミニソックス

続いては、ネパールのクムベシュワール・テクニカル・スクール(KTS)という生産者パートナーが作っている、リサイクルウールのミニニットアイテム。

もともと手編みの商品は、布のように裁断したあとの端切れがでない、ゼロウェイストの優秀素材。
それでも、サンプルで作った染めた毛糸の残りや、商品を作った残りの短い毛糸等、どうしても使い切れない毛糸がでてしまいます。リサイクルウールのアイテムは、それらを余すことなくすべて使い切ろうという考えのもと生まれたアイテムたちです。

ピープルツリーでは、手袋やニットキャップなどのファッション小物から始めて、現在はミニニットシリーズやポンチョ、スヌードなど、さまざまなアイテムをつくっています。毎年繊細で華やかな手編みのアイテムを届けてくれるKTSのニッター(編み手)さんたちは、熟練のプロフェッショナルな技術をもっています。過去にご紹介したKTSのニットのデザインコンペでも、本当に、どんなふうに編んでいるんだろう…とほれぼれするような繊細な編み模様の作品が登場しています。
(過去のブログはこちら >)

リサイクルウールのアイテムは、日本のデザイナーが編み柄を指定して、あとは熟練のニッターさんに自由に編んでもらいます。こうして、ひとつひとつに想いを込めた、世界で一つだけの1点物のアイテムが生まれます。
ありがたいことに、たくさんの方に選んでいただいて、これまでにつくられた数はミニソックスだけでも約56,000点。リサイクルウールのシリーズは、あまりの人気で余剰糸が足りないかも・・!?ということもあったそう。これぞ真のゼロウェイスト!

今ではチョコレートと一緒のギフトやクリスマスの飾りつけなどに活躍する、毎冬の定番人気アイテムのひとつとなっています。
ニッターさんの個性も尊重した、丁寧なものづくり。そんな想いも一緒に届いたらいいなと思います。

リサイクルウールのアイテム一覧はこちら >

ティー・ストレーナー

続いての人気アイテムは、ティーストレーナー。
現在は、シンプルな両側に持ち手がついたタイプ(写真右)と、取っ手が鳥の形をしたタイプ(写真左)の2種類を販売しています。

カップのふちに取っ手をかけて、気軽に1杯ずつ紅茶がいれられる便利さが好評で、シンプルな形のものは2013年から発売して累計で10,000個以上販売の人気アイテムです。

持ち手のついた浅型の茶こしから始まって、茶葉が開くように深いタイプに作り替え、深型の引っ掛けられるタイプにしてみたり…使いやすさを追求して次々に形を変えて今のデザインになりました。

ティーストレーナーの変遷の写真 (左から右へ)

どうしたら使いやすいかな・・と、生産者と一緒に試行錯誤をしてきた足跡が見られます。

来年の春夏にはカフェタイムにぴったりの新しいアイテムが登場予定ですので、ぜひ楽しみにお待ちください!

ティーストレーナー一覧はこちら >

いかがでしたか?

ピープルツリーではできるだけ現地で仕入れられる自然素材をつかって、手仕事でものづくりをしています。

ロングセラーのアイテムたちの中には、現地の暮らしの中で生まれて長く愛されてきたものを、その良さは残したまま、日本の生活にフィットするようにすこしずつ形や用途を変えたものも多くあります。

ティーストレーナーのように改良を繰り返して日本のみなさまの暮らしの中に溶け込んでいくよう、生産者と一緒に日々試行錯誤を繰り返しています。

ぜひ、そんな長く愛されるアイテムたちを、生活の中に取り入れてみてください♪
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