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ピープルツリーの日々のこと

116食品:004チョコレート Archive

水曜日

1

2月 2023

チョコレートの魅力を広げよう!~フェアトレードの学校報告&もっと楽しむアイデア~

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広報啓発担当のスズキです。

2月に入り、いよいよ本格的なバレンタインシーズンになりました。巷に色とりどりのチョコレートがあふれるこの季節、何を選ぼうか心浮き立つ方も多くいらっしゃることでしょう。

先日、バレンタイン商戦のスタートを告げるNHKのニュースを見ました。今年は、生活に関わるさまざまなものの値段が軒並み値上がりしたタイミング、チョコも例外なく価格上昇傾向です。厳しい状況下にあるはずですが、デパートの担当者は「フェアトレードなど、価値のあるチョコレートは人気」と昨年以上の売上を見込んでいるのです。

「フェアトレードのものを選ぶことで、買う側もうれしくなるし、贈られる側にもその気持ちが伝わると思う」「おいしいということだけでなく、生産者や環境にも思いを馳せてほしい」……ピープルツリーが30年近く前から発信してきたのと同じメッセージが番組内で語られていて、胸が熱くなりました。

ぜひ、今年のバレンタインも、つくる人も食べる人も幸せになるフェアトレードでオーガニックのチョコレートをお楽しみください♪

ここからは1月に開催されたフェアトレードの学校についての簡単なご報告や、ゲスト講師の千住麻里子さんからいただいたアイデアなど、ピープルツリーのフェアトレード&オーガニックチョコをもっと楽しむための情報たっぷりお届けします。

~ information menu ~

・フェアトレードの学校のご報告

・組み合わせを楽しむ板チョコギフトボックス「フォレスト」デビュー!

・直営店&スクランブルスクエアの期間限定ショップにデイスプレイ登場!

information 1.
フェアトレードの学校のご報告

1月22日(日)に自由が丘店で開催されたフェアトレードの学校のテーマは、「チョコレートの魅力を広げよう! 〜知って、味わって、分かち合う〜」。

植物としてのカカオの木のお話や産地や品種による味の違いなどに加えて、チョコレートができるまでを、産地での仕事と工場での工程に分けて詳しく説明いただきました。

工場での工程の複雑さから、温度管理をはじめ求められる技術の高度さ、必要な設備への投資が大掛かりであることがうかがえました。

カカオの産地で、より付加価値の高い最終製品までつくれたら、より多くの利益を得ることができるわけですが、技術力や設備に掛けられるコストが大きな壁になっている事情がよく分かります。

だからこそ、大切につくられたカカオをフェアな価格で買い取ることが大事だということですね。

そのほか、おいしさの秘密はココアバターとコンチングにありというお話や、ココアバターのとろけ具合を味わうにはまずなめてみる、ナッツ類が入ったチョコならガリガリ噛み砕いて食べたほうがおいしいなど、味わい方もレクチャーいただきました。

フレンチの料理家としてのバックボーンがある千住さん、知識を詰め込むより「食べてこそ」というお考えで、これでもか!とチョコを味わうためのヒントがいっぱい。チョコレートは本当に奥が深い!

★アーカイブ配信の視聴を今からでもお申込みいただけます
詳細&お申し込みはこちら >

フェアトレードの学校には盛り込み切れなかったアイデアを、ここでシェアします。

information 2.
組み合わせを楽しむ板チョコギフトボックス「フォレスト」デビュー!

バレンタインのスペシャルパッケージも含めて、全部で25種類もあるピープルツリーのフェアトレード&オーガニックチョコ。

どれを選ぼうか楽しいお悩みですが、千住さんに「組み合わせて食べておいしい」ギフトセットのご提案をいただきました。

名付けて、フォレスト〜森の恵み〜


香ばしいナッツやドライフルーツ入りミルクチョコレートベースの板チョコ3種が入っています。

チョコの原料であるカカオも果実! ナッツやフルーツとの相性は言うまでもありませんが、王道から変わりタネといろいろ味わえる、森の恵みがいっぱい詰まったボックス。

ナッツやドライフルーツ好きにはもちろん、お酒と一緒にチョコを楽しみたい方へ、お茶会やチョコレート会の時、健康志向な方へ、贈られてきっと嬉うれしい! 自分のために買っても楽しい! 美味しさも楽しさもお届けします。

千住さんからの各フレーバーについてのコメントはこちら。

フェアトレード&オーガニックチョコ ヘーゼルナッツ
ミルクチョコの中にもしっかりと感じるカカオ味と濃厚なヘーゼルナッツの風味のバランスが良い逸品。砕いたヘーゼルナッツの食感を楽しみながら、最後に鼻に抜ける黒糖の香りが、チョコの美味しさに深みを増す。ピープルツリーのロングセラー商品。

フェアトレード&オーガニックチョコ レーズン&カシューナッツ
マイルドな風味のカシューナッツのカリカリ食感と、甘酸っぱく、肉厚でムッチリとした食感のドライレーズン、対極にある2つの食材がミルクチョコの中でうまくマリアージュされています。

フェアトレード&オーガニックチョコ デーツ&フィグ
デーツ(なつめやし)といちじく。栄養価の高い2つのスーパーフードが入った濃厚な味わいはもとより、デーツパウダーの甘味だけでつくられた、体にもやさしいチョコ。甘口のデザートワインとも合います。

プラスαで、また別の味わい。
「フォレストセット」おつまみアレンジ

そのまま食べても十分においしい板チョコですが、アレンジで美味しさの広がりを感じるのもまた楽しみ! ということで、おつまみアレンジのアイデアをうかがいました。

合わせるなら、甘口のワインやデザートワイン、黒ビールなどがお勧めとのこと。

【左上】デーツ&フィグ + 干し芋
デーツやドライイチジクには穀類のような濃厚な旨味がある。

干し芋(ソフトタイプ)2枚でチョコを挟んで、2cm角くらいにカットする。180℃に予熱したオーブンに3~4分入れる。チョコが少し柔らかくなる程度が理想。(完全に溶かさないように注意する!) 好みでシナモンを少々ふりかける。

*少し熱を加えることで、デーツやイチジクの香りをしっかり感じ、干し芋との食感に一体感が出る。

【右上】レーズン&カシューナッツ + ポテトチップス
カシューナッツやドライレーズンはスパイスとの相性が良い。

プレーンタイプ(塩味)のポテトチップス1袋(約60g)を開封し、袋の中に直接ガラムマサラ(スパイス)を大さじ1杯(好みで加減)ほど入れ、チップスにからむように袋をよくふる。チップスの上に刻んだチョコをのせる。

*好みでチョコを溶かして、チップスをデップして食べても良い。

【中央】ヘーゼルナッツ + チーズ
ナッツ入りチョコとセミハードのチーズは相性が良い。

カンタル、ゴーダ、マリボーなどのチーズを好みの厚さにスライスして、粗く刻んだ(ピーラーで削っても良い!) ヘーゼルナッツチョコをのせ、ワイルドペッパーを少々ふりかける。

 

information 3.
直営店&スクランブルスクエアの期間限定ショップにデイスプレイ登場!

1袋に50個以上のミルクチョコが入っていて、お配りに重宝するハートチョコ。ころんとかわいいハートチョコと、ピープルツリーのマグカップを使って、店頭用にディスプレイをつくっていただきました。

ピープルツリー自由が丘店、立川高島屋店に加えて、渋谷のスクランブルスクエアのPOP UPショップに飾ります。ぜひ、実物をご覧に足をお運びください! スタッフ一同、感激のかわいさでした。

リボンの組み合わせは3セットあるので、写真とはまた違った雰囲気のアレンジメントをご覧いただけるかも。

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■ピープルツリーPOP UPショップ 概要
会期  : 2023年2月2日(木)~2023年2月15日(水)
会場  : 渋谷スクランブルスクエアショップ&レストラン5階 +Q(プラスク)グッズ内Event Stage 5A
営業時間: 10:00~21:00
※営業時間の変更や休館の場合がありますので、事前に公式HPをご確認ください
取扱商品: 「ピープルツリー」フェアトレード&オーガニックチョコレート、フード、衣類、雑貨
詳細  : https://peopletree.co.jp/shops/#shopevent
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盛りだくさんの情報、いかがでしたでしょうか。
おいしいチョコを通じて、ヨロコビが広がりますように。

金曜日

21

10月 2022

2022チョコに3つのニュース!新フレーバー&フィリングリニューアル、そして...

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今シーズンのピープルツリーチョコから、3つのニュース! すべてのチョコで有機JAS認証取得、新フレーバー&リニューアルで、ますますおいしい

広報・啓発担当のヒロミです。

寒がりのくせに、少しずつ涼しくなってくると「いよいよだ!」とワクワクしてきます。
何の話かって? 秋冬限定販売、フェアトレード&オーガニックチョコの季節の到来です!
早くお届けして楽しんでいただきたい!というワクワクと、急に寒くなったり夏日が戻ったりの不安定なお天気に、繊細なチョコを良い状態でお届けできるまで待つ、ジリジリした気持ち。
この時期になると、オフィスもそわそわしています。

1994年の発売以来、30年近くにわたって大人気のチョコレート。今シーズン、3つのニュースがあります。

1)板チョコから新感覚のフレーバー2種が新登場!
2)フィリングタイプが薄型になって、さらに濃厚なとろける味わいに♪
3)25種類、すべてのチョコで有機JAS認証取得

そして、今シーズンから
全スタッフが「好き」や「思い出」について、レビューを書きました。
短い言葉以上に想いが詰まっています。
食べたことのないフレーバーの参考にもなさってくださいね。

それでは1つずつ、ニュースを紹介していきます。

1)板チョコから新感覚のフレーバー2種が新登場!

フェアトレード&オーガニックチョコ・板チョコ
デーツ&フィグ ジンジャー&レモン

まずはデーツ&フィグ。
これまでのピープルツリーのチョコの甘みは、それぞれの風味に合わせて黒糖や粗糖を選んでいました。
が、この新作はデーツ(なつめやし)の甘みだけでつくった、全く新しいミルクチョコ!
デーツは低GI食品として、ヘルシー志向の方にも注目の素材です。
コクがあってしっかりと甘いのに、果物ならではというのか、サラリとした後味。
そこにフィグ(いちじく)の濃厚なアクセントが加わります。
最初は噛まずにデーツの新感覚ミルクチョコの口どけをゆっくり楽しみ、しばらくしてからフィグとのマッチングを味わう、2度おいしい食べ方もできます。

ジンジャー&レモン。
かつて大人気で、熱烈に復活希望のお声をいただいていた「ホワイトジンジャー・レモン」がミルクチョコになって、より多くの人に親しみやすい味わいになりました。
(実は、私はホワイトチョコ全般が苦手。そんな私でもピープルツリーのホワイトジンジャー・レモンはおいしい!と思っていたのですが、ミルクチョコベースになって、よりウマし♪と思いました)

ピリリと辛口なジンジャーの刺激とレモンのさわやかな風味。レモン・クリスプのジャリッとした歯ごたえも楽しい、甘くてドライな大人チョコです。
お酒にも合うので、最高のマリアージュを探して飲み比べを楽しんでいただけます。

2)フィリングタイプが薄型になって、さらに濃厚なとろける味わいに♪!

左から)フェアトレード&オーガニックチョコ
プラリネフィリング/ラムフィリング/
ストロベリーフィリング/抹茶フィリング

有機ヘーゼルナッツ、有機ラム酒、有機いちご、希少な有機抹茶。
フィリングタイプは、素材そのものを練り込んだやわらかなクリームフィリングを黒糖のミルクチョコでコーティングした大人気シリーズです。
厳選素材の濃厚な味わいで、1かけでもケーキを食べたくらいの満足感があって、私も大好きです。

薄型にすることで、外側のミルクチョコと中のフィリングが、口に入れたらすぐさまとろけだすように!
フィリングの比率が増えて、ますます濃厚な風味と香りが味わえるようになりました。

ナッツの香ばしさがたまらないプラリネ。
大人だから味わえる、薫り高いラム酒。
私イチオシ、いちごの酸味と甘さが絶妙なストロベリー。
ほろ苦さまで味わえる、本格的な抹茶。
口に入れた瞬間に黒糖ミルクチョコと混然一体となって押し寄せる、なんという贅沢感~。まさに至福。

そして、包み紙タイプからナチュラルな質感のある「箱」タイプに変更。
大切に育てられたフェアトレード&オーガニックの原材料を職人技で練り上げた、人の「手」を感じられるチョコ。手から手へ渡していくつながりをイメージした、マットで手ざわり感のあるパッケージにしました。
地球環境にやさしいFSC認証紙を使用しています。また、中袋も木材パルプからつくられた生分解性フィルムを使用。
とことん、持続可能な環境への配慮をしています。

››フィリングタイプ チョコ一覧はこちら

3)25種類、すべてのチョコで有機JAS認証取得

日本で「オーガニック食品」「有機食品」と名乗るのには、有機JAS認証が不可欠です。
素材・食材としてなら、禁止された農薬や化学肥料を2年以上使用していない田畑で、農薬や化学肥料は使用せずに栽培すること。加工品なら、科学的に合成された食品添加物を極力さけること。すべてにおいて遺伝子組み替え技術を使用しないこと、などの基準があります。

2020 年 7 月、政府間の協議によって、スイスで有機認証された有機畜産物を原材料として含む有機加工食品を、日本でも有機 JASと表示することが可能になりました。
これを受け、EUオーガニック認証取得のスイス産牛乳を使っているピープルツリーのミルクチョコにも、有機 JAS認証の表示ができるようになりました。

満を持して今シーズン、板チョコミルク系10種、ビターチョコ系6種、フィリング4種、ハート形1種、限定商品3種、業務用1種の合計25種類、ピープルツリーのすべてのチョコが有機JAS認証となりました!

カカオマスやココアバターはもちろん、牛乳、砂糖、トッピングや具材に至るまで、すべての素材がオーガニック(有機)です。

「オーガニック」の大きなメリットは、つくり手の健康はもちろん、地球環境にやさしいという点。
フェアトレードは貿易の仕組み、オーガニックは農法なのでジャンルは異なりますが、「地球環境を守る」「みんなが幸せに暮らせる世界をつくる」という大きな目標が一緒です。そのため、フェアトレード専門ブランドであるピープルツリーでは、オーガニックを積極的に取り入れています。

フェアトレード&オーガニックだから、つくる人たちが健康で、やりがいを持って働けて、経済的自立もできます。さらに、農業技術指導や教育支援など、家族やコミュニティへのサポートもしています。

食べる人はもちろん、つくり手もしあわせな、ピープルツリーのフェアトレード&オーガニックチョコ。
今シーズンも、おいしいチョコで世界中の笑顔をつなげたいと思っています。お楽しみください♪

››フェアトレードチョコ特設ページはこちら
››チョコのお買いものはこちら

火曜日

1

2月 2022

チョコとコーヒーのおいしい関係

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いよいよ2月。1年のうち、いちばんチョコレートで盛り上がる季節になりました。
贈りものにするにも、ほっとひと息つきたいときにも、コーヒー&チョコレートは最高のコンビですね。

それぞれの香り、味わい、余韻。
一緒に味わうことで、調和し合って何倍にも美味しくなる組み合わせもあれば、チョコの風味をさらに引き立てる組み合わせ、逆にコーヒーの持ち味を際立たせる組み合わせも。どう味わいたいか、その日の気分によってチョイスするのもいいですね。

ピープルツリースタッフ数人で、マリアージュを探して飲み比べてみました!
コーヒー別おすすめチョコと、どのコーヒーにも合うチョコを紹介します。

 

しっかりと力強い味わい。マイルドな甘い余韻の「有機ペルー」に合うのは?

「有機ペルー」は、高地ならではの上質な生豆からコクとキレを引き出す焙煎による力強い香味。すっきりした苦みとやわらかな甘い余韻は、バランスの良い飽きのこない味わい。ブラックはもちろん、砂糖・ミルクに合う力強さが、毎日のコーヒーとしておすすめのロングセラーです。

最高の組み合わせのチョコは、これまた定番、一番人気の「ミルク」
引き立て合って互いの香りが膨らみます。黒糖のコクが豊かに、キャラメルのような余韻も楽しめます。

「ホワイト抹茶ライスキノア」も絶品です。
それぞれの苦味と甘みが相乗的に溶け合う素晴らしいバランス。抹茶の苦味のしっかりとした余韻が味わえます。

「コーヒーニブ」は、素直で美味しい組み合わせ。
ペルー×ペルー、近しい味わいのニブ(砕いた豆)とドリップ(抽出液=コーヒー)の両方が混ざり合います。

 

さらりとしてバランスよく、スモーキーな香りの「ラオス」には

森の中で丁寧に育てられた希少なアラビカ種ティピカ。水洗加工方式のティピカはすっきりバランスが良く、豊かな余韻が飲みあきない味わい。ストレートがおすすめ!

一押しのチョコは、「ヘーゼルナッツ」
「ラオス」のスモーキーな土っぽさとナッツの香りが響き合い、森をイメージする余韻を味わえます。

「ビター」との組み合わせは、バランスが良く、しっくりと落ち着いた調和を楽しめます。

「カラメルクリスプ」と一緒だと、バランスの良いラオスがカラメルの強さを引き立てます。チョコを堪能する組み合わせ。

 

華やかな香りとフルーティーな優しい酸味、芳醇なコクの「タンザニア」

アフリカ最高峰のキリマンジャロ山麓、標高1500~1600mの高地で寒暖差と火山灰地にはぐくまれた、華やかな香りとフルーティーなやさしい酸味、芳醇なコク。軽やかな口あたりで、ストレートがおすすめです。
チョコだけでなく、和菓子や果物を使ったスイーツとの相性もいいですよ。

最高に合うチョコは、「ビター&ザクロ」
ザクロのフルーティーさとタンザニアの酸味が華やかに引き立て合います。

同じくらいベストマッチなのが「カカオニブ」
ビターチョコ&カカオニブ&タンザニアのフルーティーさが、すっきり軽やかに引き立て合います。

「レーズン&カシュー」も、おすすめ。
レーズンの酸味とタンザニアの酸味が相乗する中にナッツの香りがアクセントに響きます

 

どのコーヒーにも合うチョコレートって?

砕いたコーヒー豆のほろ苦さとクランチ感がおいしい「コーヒーニブ」。コーヒー同士ということもあって、どのコーヒーも楽しめます。
チョコのほろ苦さを味わうか、飲むコーヒーを味わうか、どんなコントラストで楽しみたいか、その日の気分でどうぞ。

「ペルー」とはすでにご紹介の通り、素直で美味しい組み合わせ。
「ラオス」は、ほろ苦いニブをさらりとやさしく包み、余韻のある後味。
フルーティーな「タンザニア」は、ほろ苦いニブをくっきりと引き立てます。

――――――――――――

「この組み合わせはどうかな?」と、いつもより感覚を研ぎ澄ませてゆっくり味わうと、新鮮な発見に、きっと豊かな時間となるでしょう。
ぜひ楽しみながら、ご自身のベストマッチを見つけてみてくださいね。

 

すべてのコーヒーはこちら >
すべてのチョコはこちら >

水曜日

8

12月 2021

「フェアトレードチョコの船旅」~NYK_Line_想いの物流プロジェクト~

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顔の見える「ものづくり」から「物流」へ

フェアトレードは、顔の見えるものづくり。どこで、誰が、どんなふうにつくってくれたかが分かるから、商品を通じてつくり手とのつながりを感じられます。愛着がわいたり、長く大切にしようという想いが生まれます。

ではそのアイテムは、どこから、誰が、どんなふうに「運んで」くれるのでしょうか?

私たちはモノを通じて、世界中とつながっています。材料が調達されモノがつくられて、遠く離れた生活者の手元に届くまでの一連の過程(サプライチェーン)に関わる人たちをつないでくれているのが、「物流」に携わる人たちです。

国際海上運送を中心とした物流事業を運営する日本郵船株式会社(NYK)から、ピープルツリーに問い合わせをいただいたのは、今年3月のことでした。社内有志から成る「デジタル・アカデミー」の方々が、「運んでいるのはモノじゃなく、モノに託した想いなんだ」と、“想いの物流”プロジェクトを企画。ピープルツリーの商品の運送を担っているご縁から声をかけていただき、どうしたら「顔の見える物流」をお客さまにお伝えできるのか一緒にミーティングを重ねました。

ピープルツリーのアイテムは18ヵ国145のグループでつくられ、運ばれてきます。中でも、毎年毎年、みんながまだかまだかと待ち望んでくださるアイテムの筆頭が、フェアトレードチョコ! そこで、フェアトレードチョコが日本にやってくるまでのストーリーを追ってみることで、つくり手たちの想いのこもった品々を運んでくださる人たちの「顔」と「想い」を垣間見させていただくことになりました。

「箱入り娘」の特別なチョコレートがたどる旅

ピープルツリーのフェアトレードチョコは、ベースとなるカカオ、黒糖、粗糖をはじめ、トッピング素材もすべて有機原材料を使用し、スイスの牧場でのびのびと育てられた牛たちのミルクや、サトウキビの絞り汁を煮詰めただけのフィリピンの黒糖、パラグアイの粗糖などの農畜産物以外の余計なものを一切加えずに作ります。

常温で販売されている一般的なチョコレートとは、とくに異なる特長が2つあり、まずは、乳化剤を使わずに「コンチェ」と呼ばれるスイス伝統の練り技術だけを使って最大72時間かけてカカオと砂糖を丁寧に混ぜ合わせている点。そして、もう1つが輸送や販売に注意が必要となってしまう部分なのですが、ココアバターのみを贅沢に使用して、植物油脂で代用することをまったくしていないところです。

ココアバターはとろけるような極上の口どけを可能にしてくれますが、温度にデリケートなため体温で溶けはじめてしまいます。寒い季節にのみ販売しているのはそのためですし、輸送中の温度管理も厳重に行う必要があります。スイスの山々に囲まれた小規模なチョコレート工場で作られて、何便かに分けて陸路・河路を通り、オランダのロッテルダム港からはるばる日本へ、そしてピープルツリーの保冷庫に入るまで、1ヵ月以上の間ずっと定温管理された冷蔵コンテナの中、大切な「箱入り娘」のように扱われて、運ばれてくるのです。


「想い」をこめて運ばれるフェアトレードチョコ

スイスの工場からトラックやバージ(はしけ)に載って港まで、そして港からはどんな航路をたどってくるのか、船から見える景色は? 星空は? そういった写真に加えて、運んでくれるのは、船長さんをはじめどんな人たちなのか、日常を垣間見られる写真も撮ってくださるとか。地球をぐるりと移動するからこそ必要な、環境配慮のお話も知れるかもしれません。

運んでくれる人たちのことを知り、はるばるとたどってきた陸・川・海の道のりに想いを馳せることで、今、目の前にあるものがさらに特別なものに感じられてくるのではないでしょうか。

フェアトレードのアイテムは、希望にあふれたつくり手が誇りを持って、人にも環境にも健康的な方法でつくられています。ピープルツリーは、世の中にあふれるすべてのものがそうした背景を持っていたら、みんなが心から気持ち良い毎日を送れるのでは、と考えています。物流も同じように、単なるモノの移動ではなく、人と人をつなぐ「想いの物流」が広がっていったら……どんなに豊かなことでしょう。

プロジェクトの最終報告として、デジタルアカデミーの方々(NYKの船長さん含む3名)をお招きして、1月30日(日)に【フェアトレードの学校】顔の見える物流~チョコレートと想いを船に乗せて~ 日本郵船×ピープルツリー のZOOM配信を予定しています。詳細の内容と応募については こちら >
※後日、編集してYouTubeでアーカイブ配信も予定しています。

このプロジェクトの様子は、NYKのデジタル・アカデミーの公式アカウントからご覧いただけます。
★Instagram

https://www.instagram.com/nyk_line_omoi/

https://www.instagram.com/nyk_line_omoi/

★Twitter

https://twitter.com/NYK_Line_Omoi


https://twitter.com/NYK_Line_Omoi

 

ピープルツリーのSNSでも随時リポストやシェアで「フェアトレードチョコの船旅」の様子をお知らせします。
★Instagram https://www.instagram.com/peopletreejp/
★Facebook https://www.facebook.com/PeopleTreeJPN
★Twitter https://twitter.com/PeopleTreeJP

この船には、バレンタインに向けたスペシャルパッケージのチョコも載っています。
到着後、1月の発売予定ですので、「フェアトレードチョコの船旅」をSNSで追いながら楽しみにお待ちください。
発売開始は、ピープルツリーのウェブサイトやSNSでお知らせします。
あなたの想いを乗せて、大切な方への贈りものにもぜひどうぞ。

つくる人、運ぶ人、売る人の想いを込めてお手元に届く、おいしさ自慢のフェアトレード&オーガニックチョコ、ぜひ今年の味をご賞味ください。

今年の新作、オーガニック ビター・アーモンドとストロベリー フィリングも大人気です。

 

★現在発売中のフェアトレード&オーガニックチョコはこちら >
★つくる人たちの顔が見えるフェアトレードチョコ特設サイトはこちら >

木曜日

9

2月 2017

知っているようで知らない
フェアトレードチョコ・徹底リポート
Part.2 カラメルクリスプ

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リポートの第2弾は、カラメルクリスプ
カラメルクリスプは、ウシさんのイラストでおなじみのミルク(チョコ)がベースです。
ミルクチョコの原材料はカカオマス、ココアバター、砂糖(黒糖か粗糖)、ミルク(全粉乳)にヘーゼルナッツパウダー。
このヘーゼルナッツが入ることにより、風味豊かでコクのあるヨーロッパ的なミルクチョコレートに仕上がっています。
さすがミルクチョコを発明したスイスでつくられている!という味です。

よくお客さまより「ピープルツリーのチョコは、ほかと違って高級感のある味がしますね」なんて感想をいただきます。
これはスイスの老舗工場で昔ながらの手法を使い、時間をかけてつくられているからです。
繰り返しになりますが、チョコはカカオマス、ココアバター、砂糖を混ぜて練り上げてつくります。
代替油脂や乳化剤を使わずになめらかに仕上げるには、とても時間がかかるのです。
ピープルツリーのチョコはシンプルな材料を使い、最大72時間練り続けることで、極上の口どけを実現しています。
代替油脂を使っていないため、高い温度に弱く、
板チョコなら25℃、フィリングタイプやデザートバーにいたっては20℃以上を超えると溶けてしまいます。
だから冬季限定のお楽しみなんですね。おうちでも涼しいところに置いてあげてください。

知ってしまったら夢中になるはず
食感も楽しいカラメルクリスプ

では、さっそくカラメルクリスプをリポートしてみましょう。

サイズや形はPart.1のココナッツミルクと一緒です。
見た目はミルクチョコベースに砕いたカラメルクリスプのかけらがチラホラ。
香りはいわゆる海外の質の良いチョコレートという感じです。

カラメルクリスプUP

ミルクチョコの中に砕いたカラメルクリスプがチラチラ見えます。

口に入れるとカリッとした食感が印象的。ザクザクした歯ざわりが楽しめます。
ミルクチョコの甘くまろやかな味に、粗糖を焦がしたような香ばしいコクのある味わいが重なっていきます。
濃厚な甘さですが、不思議としつこくありません。
中に入っているカラメルクリスプは、
粗糖、全粉乳、バターなどを原料としているので、バタースコッチのキャンディのような味。
ただ砂糖を焦がしたカラメルではなく、バターやミルクの奥行きのある味わいにより、ミルクチョコとのなじみも抜群です。
女性やお子さんが好きになるというのも、うなずけます。

割ったカラメルクリスプ

割ってみるとカラメルクリスプがしっかり入っているのが見えます。

名前もこだわっています。
バターとミルクの入った飴というと、キャラメルを想像されるかと思いますが、
キャラメルだとやわらかい食感をイメージしてしまうため、
カリッとした食感をイメージしてもらえるよう“カラメル”にしたそうです。
確かにキャラメルクリスプよりカラメルクリスプの方が、発音的にもカリカリした歯ざわりをイメージできます。

カラメルクリスプ裏面

カラメルクリスプの部分は砂糖(粗糖)、全粉乳、バター、グルコースシロップでできています。

パッケージは、白い包装紙にキャンディのかわいいイラストが散りばめられています。
これはバタースコッチキャンディみたいなカリッとした食感を表現しています。
ほかのチョコは素材のイラストですが、カラメルクリスプは味のイメージを採用しました。
というのも、パッケージを見た人がどんな味なんだろうと想像をかき立てられ、
わくわくしてもらえたら……という、想いが込められているからです。
お客さまからも「パッケージがかわいい」「プレゼントにぴったり」などの声を多く聞きます。
色とりどりのキャンディ柄はついプレゼントに選びたくなるのも、わかります。

カラメルクリスプパッケージ

キャンディの素朴なイラストがかわいいパッケージ。

そろそろバレンタイン。
かわいいもの好きのお友だちにカラメルクリスプを選んでみてはいかがでしょうか?
味もパッケージもプレゼントにぴったりですよ。

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フェアトレードチョコはこちら >>