手作りの地に思いをはせて・・・STORY of Glass Beads Making Vol.3
Written by People Tree, Posted in 生産者のこと
ガラス・ビーズにカッティングと呼ばれる表面加工を施すと、ビーズがキラキラと輝きます。
てっきり、ガタガタした形の型にガラスを流し入れて作っているものだと、思っていました。
が、しかし、、、、1個ずつすべて手作業で削りを入れている!!!!!
「危ないので離れて」と、言われているにも関わらず、思わず近寄ってしまい、じっと見つめてしまう。
滞在時間は数時間と短く、あっという間に過ぎてしましました。
移動は往復で合計12時間。とにかく遠くて、運転の上手なドライバーさんでなければ片道7時間半はかかると聞き、最短時間で運転してくれたことに感謝の思いです。
手作りの地はどこも農村。代々受け継がれてきた手仕事は簡単なものではなく厳しい。
暑い時期は室温が50度近くになり、暑さのため1日4時間しか働けないことも。
そんな厳しい環境の中から一つ一つのビーズが生まれ、アクセサリーに仕立てられ、検品、梱包され、日本に届けられている。
この村からスタートした製品が日本の私たちとつながっていることへの何とも言えない不思議さを感じると同時に感慨深い気持ちになります。今を生きる私たちにそれぞれの役割があると感じさせられ、生産者と共に一生懸命働くことのできる商品開発部の仕事の喜びを再確認する訪問となりました。
2013春夏コレクションのインドのアクセサリーに使われているガラス・ビーズは、すべてこの工房でつくられたもの。
手にとってじっくりとご覧ください!