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ピープルツリーの日々のこと

木曜日

16

10月 2014

世界の貧困と人権について、ちょっとだけピープル・ツリーと一緒に考えてみませんか?

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今日10月16日は、世界に広がる飢餓や貧困を解決していくことを目指す「世界食料デー」。
そして明日は、貧困の撲滅を目指して人権の尊重を呼びかける「貧困撲滅のための国際デー」。
どちらも国連が制定した日です。

ピープル・ツリーでは、この貧困を解消し、途上国の人びとの人権を守るために活動を続けています。
オーガニックを推進するのも、その活動のひとつです。

なかでもオーガニックコットンは、
ピープル・ツリーの衣類をつくるうえで欠かせない原料。

農業の近代化により、
コットンを効率よく栽培するには
大量の農薬と化学肥料、枯葉剤を使うことが当たり前とされてきました。
しかし土地は汚染され、農家の人びとは健康を害し、
農薬や肥料、種子を買うために借金をするという負の面がつきまといます。
これをオーガニック栽培にすることで、土地と生産者の健康を守り、借金を軽減します。
さらに栽培に人手がかかるので、
より多くの人びとが仕事を得られるというメリットもあります。

そんなオーガニックコットンの生産者支援組織「アグロセル」と、
ピープル・ツリーのパートナーシップは14年にも及びます。

今年はアグロセルの協力を得ることで、
デニムブランド「Lee」とのコラボデニムを発売することができました。
「フェアトレード&オーガニックコットンデニム」は、
インドから原綿を輸入し、日本で紡績、加工、縫製してつくられています。
糸づくりに45年も携わっている大正紡績の近藤健一さんから、
「欠点のない丈夫でいい糸でつくった世界最高レベルのデニム」と評されるほど、
素晴らしいクオリティの原綿をアグロセルが届けてくれました。
日本の厳しいモノづくりのリクエストに応えてくれた生産者たちがいたからこそ、
実現できたコラボ商品です。

そのコラボデニムのトークショーが、
今週末19日(日)に東京・東武百貨店池袋店 3階5番地 特設会場で開催されます。
リー・ジャパンのディレクター細川秀和さんと
ピープル・ツリーの広報ディレクターのタネモリが、
コラボのきっかけや商品開発の道のりなど、さまざまなお話を披露します。

デニム作りのお話から、
世界の貧困、人権を考えるきっかけになってくれたらうれしいです。

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