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ピープルツリーの日々のこと

水曜日

23

10月 2019

思わず癒されるフェルト雑貨が届きました

Written by , Posted in おしゃれ

こんにちは。商品企画チームのクギミヤです。
今年は10月に入ってからも夏のように気温が高い日が続いていましたが、ようやくひんやりとした涼しい秋の空気を感じることが多くなってきました。とはいえ、日中はまだまだ汗ばむような陽気。本格的に衣替えするにはちょっと早いこの時期、秋冬の気分をいち早く取り入れられる秋冬小物・フェルトのシリーズをご紹介します。


ピープルツリーのフェルト商品を届けてくれているのは「手工芸生産者連盟(ACP)」。
ネパール全域で活動する小規模な手工芸グループのサポートを行っている団体です。
1984年に38人の生産者と5人のスタッフから活動を始めたグループですが、今では約1000人(90%は女性)もの人々がACPの支援のもと、さまざまな手工芸に携わっています。

1日に3つしか作れない、フェルトハット

手作りならではの温かみを感じるハットは全部で3色。いろんなコーディネートに活躍しそうなシンプルなブラック、鮮やかなワインレッド、柔らかい色味のライトベージュカラーは暗くなりがちな秋冬のコーディネートを明るく彩ってくれそう。
側面に施されたツリーモチーフの手刺繍もポイントです。

作っているのは「スヌジュヌ・ハスタカラ」という女性たちのグループ。
帽子のオーダーがひっきりなしに入る熟練の職人グループですが、それでもひとつの帽子を完成させるのに気が遠くなるようなたくさんの工程が必要です。

まずは、ふわふわの繊維の状態になったウールを平面の型にあわせて少しずつ重ねていきます。なるべく厚みが一定になるようにフェルトの分量を調節するのにも長年の経験が必要!フェルトを重ねながら繊維が絡み合いしっかりとした生地になるよう、石けんとぬるま湯を使ってひたすらフェルトをなじませていきます。


1時間ほどしてやっとこの状態になりました。
でもまだこの段階では大きな袋のようで、最終的にどうやって帽子になるのか見当もつかないですね。
この平たい状態のフェルトから型を抜いて、今度は立体の木型に入れて成形していくのですが、この作業が圧巻!

絶妙な力加減でみるみるうちに帽子の形を成していく様子はまさに職人技。
簡単にやっているようにも見えますが、途中のフェルトを重ねる工程が不十分だったり、無理に引っ張ったりすると、いとも簡単にフェルトが破けてしまう繊細な手仕事。
何度もフェルトの厚みを確認しながら生地をならしていく丁寧な作業が求められるため、1日に3つまでしかつくることができません。

フェルトの帽子はこちら>

とぼけた表情がキュートな小物たち


ポーチやキーホルダーも帽子と同様、フェルトの繊維を重ねてつくっています。目や胴体の模様の部分などの細かいパーツは、フェルト用の針をちくちく刺して表現しています。
手仕事とは思えないような正確さで商品をひとつひとつ仕上げてくれますが、それでも驚いた表情の子がいたり、瞳の大きな子がいたり、「個体差」というより「個性」と言いたくなるような愛らしさにあふれた商品になりました。


インパクト大の動物モチーフシリーズ。私も定期入れにフェルトのポーチを使っていますが、ポーチを見た友人から「かわいいね!」と必ず声をかけられます。遊び心のある小物類を鞄の中に忍ばせて置くだけでなんだか楽しい気分になれます。

フェルトのキーホルダー&ポーチはこちら>

フェルトのブローチ


軽くて使いやすいフェルトのブローチは、シート状にしたフェルトをカットして繋ぎ合わせています。
素朴で普段使いしやすいチョウチョのブローチは1つ700円(+税)とお手頃なので、何個か色違いで買って重ねづけしてもかわいいです。

フェルト&ビーズのスクエアブローチは、シックで落ち着いた雰囲気をイメージしました。きめ細かい繊維のフェルトを使っているので表面が滑らかで高級感があり、またガラスビーズがよいアクセントになっています。
フェルトのアクセサリーはこちら>

今回ご紹介した商品以外にも、思わず笑顔になってしまう動物モチーフの楽しい雑貨がたくさん入荷しています。まずはぜひオンラインショップで見てみてくださいね。

フェルトのアイテムはこちら

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