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ピープルツリーの日々のこと

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火曜日

26

4月 2016

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レトロでキュート、個性的な60’sプリントはいかが?
ザンドラ・ローズ コラボレーションアイテムの魅力

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ザンドラ・ローズ コラボレーション

2013年から始まったイギリスのデザイナー、ザンドラ・ローズと
ピープル・ツリーのコラボレーション。
その最新アイテムの販売が、先日スタートしたばかり。


ひと足先に販売を販売を始めたイギリスでは、
ザンドラ・ローズのサロンにてコレクションを
紹介しました。


ザンドラ・ローズのサロンで開催されたコレクションのローンチパーティーの様子。

ザンドラ・ローズのサロンで開催されたコレクションのローンチパーティーの様子。


今回は、オーガニックコットン(リップスティック・プリント、リボン・プリント)のカットソーとワンピース。
透け感のあるコットンボイル(チェックのブロックプリント)がラインナップ。
注目のプリントについて、ザンドラのコメントとともにご紹介します。


リップスティック・プリント
リップスティック・プリント

「リップスティックのデザインは、もともとは60年代にできたものです。
フレンチ・ボーグ誌のファッションフォトグラファーのギィ・ブルダンに触発されて生まれました。
リップで描いたラインを背景に、鮮烈で大胆な花模様のケースに入ったハッとするような鮮やかな発色の
クラシックな口紅が散りばめられています。

ピープル・ツリーがこのクラシックなプリントを使いたいと聞いて、わくわくしました。
ビンテージかつ最先端がここにあります!
ピープル・ツリーのコレクションに素敵な60年代テイストのアイテムが加わりました」


リボン・プリント
リボン・プリント

「『リボンと星』は、ピープル・ツリーがセレクトしたもう一つの柄です。
ずっと私のお気に入りでもあります。

1987年にエジプトのファラオの墓を訪問したときに初めて描いた『エジプトの星、ペンタス』。
どの星も背景の不思議なラインと交差しています。
グレイ地にブルーとブラックを繊細にプリントしました。
私のトレードマークであるくっきりとしたちょう結びのリボンを合わせました」


チェックのブロックプリント
チェックのブロックプリント

「1969年頃の、私の初めてのコレクションで使ったステッチ柄をもとにしています。
バングラデシュの生産者を訪問し、プリントの現場を見て、
単色のブロックプリントに合うシンプルなステッチのデザインにしました。

プリント・パターンが映えるようにと考えて、シルエットはとてもシンプルな形に。
ドレスアップしてもカジュアルにも着こなせます」


バングラデシュの生産者団体を訪問し、ブロックプリントの様子をチェックする、ザンドラ・ローズ

バングラデシュの生産者団体を訪問し、ブロックプリントの様子をチェックする、ザンドラ・ローズ


ザンドラといえば、ダイアナ元妃やクイーンのフレディ・マーキュリーなど、
数々のセレブやアーティストにも愛されてきたイギリスの大御所デザイナーのひとり。


レトロでポップ、そしてクラシカルな雰囲気が漂う、
ザンドラの個性的な60’sプリントは、今シーズンも大注目です!


ザンドラ・ローズのコレクションはこちら >>

金曜日

31

7月 2015

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ロンドンファッション界の「生きる伝説」
ザンドラ・ローズとのコラボ第3弾

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こんにちは、PRのヒロミです。


60~70年代の古着やテキスタイルが大好きな私。
古着屋さんを巡ってお気に入りを探すだけでなく、
当時のファッションやカルチャーを紹介した写真集、イラスト集も集めています。
その解説の中に、60年代以降のテキスタイルを語るうえで欠かせない存在として
ザンドラ・ローズが語られていました。


なので、まだピープル・ツリーに入社していなかった2013年、
届いた秋冬カタログを見てビックリ。ザンドラ・ローズとのコラボ商品として、
ワンピースが載っているじゃないですか。


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まさか現役でコレクションを発表しているとは!
まさに「生きる伝説」!!


復刻プリントの鮮烈さはもちろん、初めてカラーで見た
ザンドラ本人のパワフルさに強烈な印象を受けました。
なんて、カッコいい!!


今年の『ELLE JAPON』8月号でも
「The Legend Designers ファッション界を動かすデザイナーの軌跡」特集に
「ダイアナ元妃のドレスも手がけたロンドンの生きた伝説」として
ザンドラが紹介されています。



そんなザンドラとのコラボ第3弾が、2015年秋冬コレクションとして登場!
今回の生地は、アーカイブの中からの復刻版です。


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<メタルボウ& スター>
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ザンドラがイギリスのロイヤルカレッジ・オブ・アーツで学んでいたときに
現代アートから得たインスピレーションがもとになっています。
勲章(=メダル)と大きさの異なる小さな星をたくさん並べ、
ところどころにリボンが描かれています。
必ず列が不揃いになるように手書きで描いて、躍動感を出した作品です。

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<コミックチェック>
20150730_06

漫画の「Wow」とか「Umph( うっ)」といった擬音のふきだしからイメージした柄。
ふきだしの中のドットは当時の新聞のカラー印刷をイメージしたもので、
とてもポップな仕上がりになっています。
元のデザインは家具用の布に使用されるためのものだったのですが、
今回は洋服に合うようにモチーフを小さくして、色も調整しています。

20150730_03


ザンドラは「60年代はエシカルスピリットにあふれていた時代で、
前向きな心で世界を変えることができるという気持ちがあふれていました」と
デザイン当時のことをふりかえっています。
お気に入りの服を着ると、気分が上がりますよね。
コラボコレクションには、ザンドラのパッションが詰まっているので、
なおのことエネルギーをもらえるかも。
ぜひお手にとって、60年代のスピリットを感じ取ってみてくださいね!


ザンドラ・ローズ 新作を含むコラボ商品はこちら >>
コーディネートを紹介しています。


● 2015年インタビュー動画 


● 2013年初コラボでの来日トークイベントや、浅草での休日を楽しむザンドラの様子など、過去の記事はこちらから >>

水曜日

10

9月 2014

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Lee × PeopleTree コラボデニム・ファッションショーを開催

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こんにちは。
エディターのアイです。

先週、東京・中目黒のビオキッチンで、デニムブランドLeeとコラボレーションした
フェアトレード&オーガニックデニムの発表パーティーを開きました。
たくさんの方にお越しいただき、とてもにぎやかでハッピーな会になりました。

そのパーティーでは、デニムのお披露目を兼ねて、
ファッションショーも開催☺

人気モデルのみなさんにかっこよく着こなしてもらった
ルックを少しだけご紹介したいと思います。

 

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英デザイナー、ザンドラ・ローズとコラボしたトップスに、
オーガニックコットンのジャケットをオン!
今シーズン注目の60年代なパンキッシュさをプラスした
ちょっぴりモードなフェアトレード・オフィススタイルです!(よね?)

インナー:ザンドラ・ローズTシャツ
ジャケット:OCストレッチリブ・ジャケット
ボトム:LeeペンシルOCデニムスカート(ブラック)

 

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シンプルなチェックシャツを合わせた、カジュアルスタイル。
シャツは付属のリボンでブラウジングして。
大人の女性にぴったりな秋らしいコーディネートでおすすめです。

トップ:手織りブロックチェック・ルーズシャツ
ボトム:LeeボーイズタイプOCデニム

 

DSC_4777
今年のオントレンド、イエローのネルシャツははおり風に。
シメオン・ファラーのTシャツと重ねて、メンズライクながら
ヒールとの相性も抜群!

インナー:シメオン・ファラー・ブラックスコア・文字プリントTシャツ
トップ:コットンネル・チェック・ルーズシャツ

 

DSC_4769
メンズは定番のストレート・デニム。
ボーダーシャツにブロックチェックのストールを巻いて
あたたかなホリデースタイルに。

トップ:メンズ・OCボーダー長袖シャツ(グリーン系)
ストール:手織りウールブロックチェック・ストール
ボトム:Leeメンズ・ストレートOCデニム
DSC_4757
かぶるタイプのショールはシンプルなグレーのグラデーションがポイント。
ビッグシルエットなので、タイトなボトムスとよく合います。

トップ:手編みケーブルスクエアショール
ネックレス:手刺繍フラワーネックレス(パープル系)

 

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スキニーデニムにメンズライクなカジュアルTシャツを
合わせてかっこよく。

インナー:シメオン・ファラー・ブラックスコア・ハートTシャツ
カーディガン:オーガニックコットンニット・カーディガン(ブラック)
ボトム:LeeスキニーOCデニム(ブラック)

 

 

フィナーレは、リージャパン・ディレクター細川秀和さんとピープル・ツリー代表のサフィア・ミニーがコラボデニムを身につけて登場!

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今回のコラボデニムは、10月1日の出荷を予定しています。
現在、オンラインショップでは先行予約を追加して、受け付け中です。
今ならオーガニックコットンTシャツをプレゼント。

ピープル・ツリー 自由が丘店では、数量限定で先行販売を行っておりますが
アイテムによっては欠品が出ています。
欠品しているアイテムもご試着&ご予約いただけます。

モザイクモール港北店では店頭でご予約を承っております。
こちらの店舗のみ、すそ上げが無料です!

東武池袋店でもご試着&ご予約が可能です。
(すそ上げは有料¥500~1,000)

人気のあるアイテムは早い段階で完売する可能性もありますので、
お早目にどうぞ!

火曜日

29

7月 2014

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ザンドラ・ローズさんと浅草に行きました。

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こんにちは。
エディターのアイです。

まだまだ暑い日が続きますが、
ピープル・ツリーでは初秋アイテムが発売されています。
なかでも注目は、今回2回目となる、ザンドラ・ローズとのコラボレーションアイテム

昨年9月、ザンドラさんが来日して、東京でローンチイベントを行いました。
とても短い滞在にもかかわらず、精力的に行動して、
全力で滞在を楽しまれていたザンドラさんの姿がとても印象に残っています。

来日時、ほんのひと時ではありましたが
ザンドラさんのリクエストで浅草へ行きました。
とってもキュートなザンドラさんの様子を
写真とともに振り返ってみたいと思います。

ザンドラさんが前回日本を訪れたのは1971年だったそう。
その時は、名前を聞くとびっくりするような大御所デザイナーたちと
京都へ行ったのが印象に残っていると話してくれました。

日本の伝統的な美しい建物や風情が大好きだそう。
でもまず目に飛び込んできたのは、
あのゴールドのオブジェ。
フィリップ・スタルクの「炎のオブジェ」も気にいったようです。

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仲見世通りではカラフルな小物に興味しんしんのザンドラさん。

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おかめのお面を見つけて大喜び!
おかめってどういう意味?と聞かれて
困ってしまいました。。。もっと日本のことも勉強しなくては…!

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浅草寺では、まずおみくじを引きました。

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サンドラさんが引いたのは吉!

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裏に書いてある英訳を朗読してくれました!

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そして、しっかり結んできました。

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お参りを終えたら、ランチへ。
いろいろ迷った結果、選んだのは、
ザンドラさんがまだ食べたことのないお好み焼き。

古民家のような入口を入って、靴をぬいで、座敷へ。
大きな鉄板を囲んでお好み焼きを焼きます。
とてもドキドキしましたが、、、

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かき混ぜて、まあるく生地を敷いて、ひっくり返す。
これだけで、大喜びしていただけました!
たぶん、ここでいちばん写真を撮っていたかもしれません。

さて、気になるお味は・・・

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とってもおいしい!大好き!!

街を歩く度に、この雰囲気が素敵!とか、
こういう日本的な感じが好き!とか、
普段私たちが目にとまらないような部分を
見つけては、教えてくれたザンドラさん。

今回の来日でいちばんおいしかった食べ物は
お好み焼き!と言ってくれたのもうれしかったです。

ザンドラさんに日本の感想を聞いてみました

日本を訪ねるのは大好きです。
初めて日本に行ったのは1971年でした。
当時は、英語の表示がまったくなくてとても大変でした。
今では地下鉄ならほぼ問題ありません!

1971年はホテルのデスクに行って、こう言った覚えがあります。
「タクシーの運転手さん伝えるために今日の行先を書いてくれませんか。
それからどうやってホテルに戻るかもね。」

いろんなお寺にも行きました。
あるお寺では前掛けをした美しい小柄な女性が小さな櫛でコケをとかしていました。
日本食もすばらしいです。
私はお刺身も大好きなんです。

コレクションの立ち上げのための英国大使館でのイベントもすばらしかったです。
ピープル・ツリーのショップのイベントもとても楽しい思い出のひとつです。

そんなザンドラさんの今回のコラボレーションは
「ハッピー・ウーマン」がテーマのハッピーでかわいいラインナップ
ぜひチェックしてくださいね!

火曜日

24

9月 2013

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ザンドラのスペシャル・パーティー♪ @自由が丘店

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イギリスのデザイナー、ザンドラ・ローズとピープル・ツリーのコラボレーション・コレクションはもうチェックしていただけましたか?
ザンドラらしいパンキッシュなテキスタイルとデザインに、張りのあるオーガニックコットン生地を使い、どちらの色味もとても着やすいと好評です♪
直営店舗、オンラインショップでも残りわずかとなっています。
気になる方はお早めに!!

ピープル・ツリー自由が丘店では、今回の発売を記念して、9月11日にスペシャル・パーティーを開催しました。
お客さま約100名をお招きし、スペシャルゲストのザンドラとサフィアのトークショーや交流パーティーなど楽しいひとときになりました。

この日の2人のトークを一部ご紹介します!

テーマは、「デザインとファッションのルールに挑む情熱」について。

「最初は誰も私のデザインを買おうとしなかったわ。だから自分の会社を始めたの。」とザンドラ。一方、サフィアは自分が買う洋服がどうつくられているのか知らないことに居心地の悪さを感じてフェアトレード・ファッションの会社を始めたと言います。

そこから、2人が違った形でファッションに関わっていることや今年初めにインドを訪問し、フェアトレードの現場を実際に目にして感じたことを話し合いました。

自由が丘店スタッフ手作りのカードをプレゼント

自由が丘店スタッフ手作りのカードをプレゼント

サフィア・ミニー(以下、サフィア): バングラデシュのラナ・プラザという商業ビルで崩落事故が起りましたが、誰が労働者と環境を保護する責任を負うべきなのでしょう? ファッション産業なのでしょうか、消費者でしょうか、政府、メディアでしょうか?

ザンドラ・ローズ(以下、ザンドラ): それは、私たち全員に責任があります。私たちが意識を高め、労働者が直面している問題や状況を知るべきでしょう。私たち全員が物事をよい方向に持っていくため、待ったなしの大きな役割を担っています。

サフィア: ピープル・ツリーは2014年春夏コレクションから世界フェアトレード機関(WFTO)製品ラベルをつけられることになりました。これは、どれほど効果があると思いますか?

ザンドラ: サフィアはこれまで20年以上の歳月をかけて、フェアトレード団体の生産者たちと絆を深めてきました。消費者の皆さんは、このWFTO製品ラベルを見て、これらの商品が労働者の権利や環境に配慮されていることがひと目でわかり、安心するでしょう。そのほかのファッションブランドがピープル・ツリーの後に続くことを願っています。

サフィア: 今年初めにインドのオーガニック・コットン畑と縫製工場を訪問しましたが、一番印象に残ったこと、あるいは驚いたことは何ですか?

ザンドラ: まさに“家族”と人が中心になる労働システムを見て、うれしく思いました。公正な価格と長期的な支援とともに、生産者や家族、彼らのコミュニティをファッションや繊維生産の中心に置いています。そこで、学校やきれいな水を溜める池を見ました。きれいな水はより広いコミュニティにも恩恵をもたらしています。そして、私のコレクションのためにオーガニック・コットンを栽培している人たちに会えたのは素晴らしい経験でした。

ザンドラ・ローズとピープル・ツリーがコラボレーションしたドレスやスカートを仕立てている生産者団体CAOS(クリエイティブ・アート・オブ・ソウルズ)も社会的企業であり、フェアトレードだけでなく、環境保護にも深くかかわっています。

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たくさんのカメラとピース・サインに包まれたにぎやかな夜となりました。
お客さまからは、ザンドラを日本のkawaiiムーブメントのアイコンに、という声も!
パーティーから帰られる誰もがとびきりの笑顔で、ザンドラにとっても本当に素敵な時間になったに違いありません。

Thank you Japan for a lovely welcome!

日本最後の夜となったこの日は、アーチをつくってみんなでお見送り♪

日本最後の夜となったこの日は、アーチをつくってみんなでお見送り♪

木曜日

19

9月 2013

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英国大使館でザンドラ・ローズのプレスイベントを開催しました!

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イギリスのデザイナー、ザンドラ・ローズを日本に迎えて、9月11日に英国大使館でプレスイベントを開催しました。
イベントでは報道関係の方々にお集まりいただき、ピープル・ツリーとのコラボレーション・コレクションをお披露目しました。

イベントの後半は、フェアトレードのイングリッシュ・ティー・パーティーを開き、マカイバリ茶園の紅茶と手作りのスコーンにクロテットクリーム、サンドウィッチを楽しみました。

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サフィア・ミニー(以下、サフィア): 今ロンドンでは、ちょっとしたパンク・リバイバルですね。そのことについて、どう思いますか?

ザンドラ・ローズ(以下、ザンドラ): パンクが復活しているのは間違いないわね。ニューヨークのメトロポリタン美術館では、パンクファッションをテーマにした「Punk:Chaos to Couture」展を開催していますが、裂け目があったり、安全ピンをつけた私の洋服が使われています。でも、まだそこまで進んではいないと思います。

サフィア: パンクはいわゆる反体制運動みたいなものですか?

ザンドラ: ストリートでは、パンクは反体制ですね。私は服そのものからパンクを取り入れました。袖をドレスに縫いつけるのでなく、ピンでつけちゃいけないのかしら? スクリーン・プリントがレーザー・デジタル・プリントにとって代わったのと同じように受け取っちゃいけないのかしら?

サルバドール・ダリがデザインした「裂け目」をデザイナーのエルザ・スキャパレッリがドレスに応用して、すそを引きずる裂け目をつけたのと同じことです。より写実的になります。なぜもう少し三次元的にしないのでしょう? そうすると服の裂け目が美しくラグジュアリーに見えます。今ならきっと受け入れられると思うので、パンクになれるはず!

サフィア: パンク・リバイバルはどこから来たと思いますか? 世界で起きている何らかの文化的な背景がきっかけになっているのでしょうか?

ザンドラ: 雑誌や展示会があればファッションのリバイバルを起こすことができる、ともいえます。ごみ袋からつくったドレスや、まるでごみ袋からつくったように見えるドレス。どっちに行くのが全然わかりません。

サフィア: ピープル・ツリーがパンクを始めるとします。人と地球を大切にするソフトな印象のブランドが流行の最先端のとがったハードなスタイルをするというのは、あなたにとって矛盾することでしょうか? もしくは、ソフトでエシカルな消費者が本来の姿よりとがったファッションで歩く、という考えはどう思いますか?

ザンドラ: ファッションは流行とともに変わります。あなたを突き動かすエシカルな感覚を見失わなければ、最先端でとがったパンクルックであっても、エシカルなことを気にしていないという意味ではないと思います。

ザンドラとのコラボレーション・シリーズを着て。左から、サフィア、ザンドラ、フリーアナウンサーの末吉里花さん。

ザンドラとのコラボレーション・シリーズを着て。左から、サフィア、ザンドラ、フリーアナウンサーの末吉里花さん。

ザンドラ・ローズ・コラボレーション・シリーズはこちら

ザンドラがインドの生産者を訪ねた様子はこちらのビデオからご覧いただけます。