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ピープルツリーの日々のこと

Search Results for: ザンドラ・ローズ

火曜日

26

4月 2016

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レトロでキュート、個性的な60’sプリントはいかが?
ザンドラ・ローズ コラボレーションアイテムの魅力

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ザンドラ・ローズ コラボレーション

2013年から始まったイギリスのデザイナー、ザンドラ・ローズと
ピープル・ツリーのコラボレーション。
その最新アイテムの販売が、先日スタートしたばかり。


ひと足先に販売を販売を始めたイギリスでは、
ザンドラ・ローズのサロンにてコレクションを
紹介しました。


ザンドラ・ローズのサロンで開催されたコレクションのローンチパーティーの様子。

ザンドラ・ローズのサロンで開催されたコレクションのローンチパーティーの様子。


今回は、オーガニックコットン(リップスティック・プリント、リボン・プリント)のカットソーとワンピース。
透け感のあるコットンボイル(チェックのブロックプリント)がラインナップ。
注目のプリントについて、ザンドラのコメントとともにご紹介します。


リップスティック・プリント
リップスティック・プリント

「リップスティックのデザインは、もともとは60年代にできたものです。
フレンチ・ボーグ誌のファッションフォトグラファーのギィ・ブルダンに触発されて生まれました。
リップで描いたラインを背景に、鮮烈で大胆な花模様のケースに入ったハッとするような鮮やかな発色の
クラシックな口紅が散りばめられています。

ピープル・ツリーがこのクラシックなプリントを使いたいと聞いて、わくわくしました。
ビンテージかつ最先端がここにあります!
ピープル・ツリーのコレクションに素敵な60年代テイストのアイテムが加わりました」


リボン・プリント
リボン・プリント

「『リボンと星』は、ピープル・ツリーがセレクトしたもう一つの柄です。
ずっと私のお気に入りでもあります。

1987年にエジプトのファラオの墓を訪問したときに初めて描いた『エジプトの星、ペンタス』。
どの星も背景の不思議なラインと交差しています。
グレイ地にブルーとブラックを繊細にプリントしました。
私のトレードマークであるくっきりとしたちょう結びのリボンを合わせました」


チェックのブロックプリント
チェックのブロックプリント

「1969年頃の、私の初めてのコレクションで使ったステッチ柄をもとにしています。
バングラデシュの生産者を訪問し、プリントの現場を見て、
単色のブロックプリントに合うシンプルなステッチのデザインにしました。

プリント・パターンが映えるようにと考えて、シルエットはとてもシンプルな形に。
ドレスアップしてもカジュアルにも着こなせます」


バングラデシュの生産者団体を訪問し、ブロックプリントの様子をチェックする、ザンドラ・ローズ

バングラデシュの生産者団体を訪問し、ブロックプリントの様子をチェックする、ザンドラ・ローズ


ザンドラといえば、ダイアナ元妃やクイーンのフレディ・マーキュリーなど、
数々のセレブやアーティストにも愛されてきたイギリスの大御所デザイナーのひとり。


レトロでポップ、そしてクラシカルな雰囲気が漂う、
ザンドラの個性的な60’sプリントは、今シーズンも大注目です!


ザンドラ・ローズのコレクションはこちら >>

金曜日

31

7月 2015

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ロンドンファッション界の「生きる伝説」
ザンドラ・ローズとのコラボ第3弾

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こんにちは、PRのヒロミです。


60~70年代の古着やテキスタイルが大好きな私。
古着屋さんを巡ってお気に入りを探すだけでなく、
当時のファッションやカルチャーを紹介した写真集、イラスト集も集めています。
その解説の中に、60年代以降のテキスタイルを語るうえで欠かせない存在として
ザンドラ・ローズが語られていました。


なので、まだピープル・ツリーに入社していなかった2013年、
届いた秋冬カタログを見てビックリ。ザンドラ・ローズとのコラボ商品として、
ワンピースが載っているじゃないですか。


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まさか現役でコレクションを発表しているとは!
まさに「生きる伝説」!!


復刻プリントの鮮烈さはもちろん、初めてカラーで見た
ザンドラ本人のパワフルさに強烈な印象を受けました。
なんて、カッコいい!!


今年の『ELLE JAPON』8月号でも
「The Legend Designers ファッション界を動かすデザイナーの軌跡」特集に
「ダイアナ元妃のドレスも手がけたロンドンの生きた伝説」として
ザンドラが紹介されています。



そんなザンドラとのコラボ第3弾が、2015年秋冬コレクションとして登場!
今回の生地は、アーカイブの中からの復刻版です。


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<メタルボウ& スター>
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ザンドラがイギリスのロイヤルカレッジ・オブ・アーツで学んでいたときに
現代アートから得たインスピレーションがもとになっています。
勲章(=メダル)と大きさの異なる小さな星をたくさん並べ、
ところどころにリボンが描かれています。
必ず列が不揃いになるように手書きで描いて、躍動感を出した作品です。

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<コミックチェック>
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漫画の「Wow」とか「Umph( うっ)」といった擬音のふきだしからイメージした柄。
ふきだしの中のドットは当時の新聞のカラー印刷をイメージしたもので、
とてもポップな仕上がりになっています。
元のデザインは家具用の布に使用されるためのものだったのですが、
今回は洋服に合うようにモチーフを小さくして、色も調整しています。

20150730_03


ザンドラは「60年代はエシカルスピリットにあふれていた時代で、
前向きな心で世界を変えることができるという気持ちがあふれていました」と
デザイン当時のことをふりかえっています。
お気に入りの服を着ると、気分が上がりますよね。
コラボコレクションには、ザンドラのパッションが詰まっているので、
なおのことエネルギーをもらえるかも。
ぜひお手にとって、60年代のスピリットを感じ取ってみてくださいね!


ザンドラ・ローズ 新作を含むコラボ商品はこちら >>
コーディネートを紹介しています。


● 2015年インタビュー動画 


● 2013年初コラボでの来日トークイベントや、浅草での休日を楽しむザンドラの様子など、過去の記事はこちらから >>

金曜日

8

8月 2014

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ザンドラ・ローズの新作の秘密…?

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こんにちは。
エディターのアイです。

今回のザンドラ・ローズとのコラボアイテムは、
ザンドラが60年代にデザインした未発表のアーカイブから
3つの柄を特別にセレクトしています。

60年代といえば、今年の秋冬のトレンドキーワード!
まさに60年代カルチャーに影響を受けたアート感覚あふれる大胆な柄は
秋冬シーズンには欠かせないアイテムです。

そこで、ザンドラにこの3つの柄について聞いてみました。

●ミスター・マン

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この柄は、爆発とキューブをデザインしているの。
60年代に洗濯用洗剤「DAZ」の広告で“ズボン”と呼ばれたDaz Rainbow manがもとになっているわ。
60年代当時はまだアメリカには行ったことがなかったけれど、テレビで見た、「やあ、相棒!」とテキサス訛りでいうカウボーイからも影響を受けているわね。

●レインボー・スカラップ

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これはロイヤル・カレッジ・オブ・アートの学生だったころの作品ね。
60年代に一大旋風を巻き起こしたジャスパー・ジョーンズの「旗」をもとに、
プリントした紙を破いてデザインしたの。

●スターズ

image005

よーく見てみて!
「スターズ」の星たちはすべて手描きよ。ひとつとして同じものはないの。
赤や白、青の銀河系の星……
とってもアメリカ的でしょ? まさにポップアート期のものよ。

いかがですか?
お気に入りの柄は見つかりましたか?

ザンドラは、ダイアナ元王妃やQueenのフレディ・マーキュリーなどの
衣装を手がけ、ファッションのひとつの時代をつくったひとりでありながら、
まったく偉ぶることもなく、ていねいで優しく、思いやりのある人です。

そんな人柄が今回の3つの柄にもとてもあらわれていて、
ひとつひとつの柄を愛おしく思います。

すべて着心地のいい天竺編みのオーガニックコットンなので
今すぐ着られるのもうれしいですね!

今回のコレクションのUKビデオはこちら。

UKで行われた発表パーティーの様子はこちら。

ザンドラはインドの生産者団体アグロセルのオーガニックコットン畑も訪ねています。
その時の様子はこちらからご覧いただけます。

火曜日

29

7月 2014

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ザンドラ・ローズさんと浅草に行きました。

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こんにちは。
エディターのアイです。

まだまだ暑い日が続きますが、
ピープル・ツリーでは初秋アイテムが発売されています。
なかでも注目は、今回2回目となる、ザンドラ・ローズとのコラボレーションアイテム

昨年9月、ザンドラさんが来日して、東京でローンチイベントを行いました。
とても短い滞在にもかかわらず、精力的に行動して、
全力で滞在を楽しまれていたザンドラさんの姿がとても印象に残っています。

来日時、ほんのひと時ではありましたが
ザンドラさんのリクエストで浅草へ行きました。
とってもキュートなザンドラさんの様子を
写真とともに振り返ってみたいと思います。

ザンドラさんが前回日本を訪れたのは1971年だったそう。
その時は、名前を聞くとびっくりするような大御所デザイナーたちと
京都へ行ったのが印象に残っていると話してくれました。

日本の伝統的な美しい建物や風情が大好きだそう。
でもまず目に飛び込んできたのは、
あのゴールドのオブジェ。
フィリップ・スタルクの「炎のオブジェ」も気にいったようです。

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仲見世通りではカラフルな小物に興味しんしんのザンドラさん。

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おかめのお面を見つけて大喜び!
おかめってどういう意味?と聞かれて
困ってしまいました。。。もっと日本のことも勉強しなくては…!

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浅草寺では、まずおみくじを引きました。

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サンドラさんが引いたのは吉!

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裏に書いてある英訳を朗読してくれました!

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そして、しっかり結んできました。

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お参りを終えたら、ランチへ。
いろいろ迷った結果、選んだのは、
ザンドラさんがまだ食べたことのないお好み焼き。

古民家のような入口を入って、靴をぬいで、座敷へ。
大きな鉄板を囲んでお好み焼きを焼きます。
とてもドキドキしましたが、、、

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かき混ぜて、まあるく生地を敷いて、ひっくり返す。
これだけで、大喜びしていただけました!
たぶん、ここでいちばん写真を撮っていたかもしれません。

さて、気になるお味は・・・

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とってもおいしい!大好き!!

街を歩く度に、この雰囲気が素敵!とか、
こういう日本的な感じが好き!とか、
普段私たちが目にとまらないような部分を
見つけては、教えてくれたザンドラさん。

今回の来日でいちばんおいしかった食べ物は
お好み焼き!と言ってくれたのもうれしかったです。

ザンドラさんに日本の感想を聞いてみました

日本を訪ねるのは大好きです。
初めて日本に行ったのは1971年でした。
当時は、英語の表示がまったくなくてとても大変でした。
今では地下鉄ならほぼ問題ありません!

1971年はホテルのデスクに行って、こう言った覚えがあります。
「タクシーの運転手さん伝えるために今日の行先を書いてくれませんか。
それからどうやってホテルに戻るかもね。」

いろんなお寺にも行きました。
あるお寺では前掛けをした美しい小柄な女性が小さな櫛でコケをとかしていました。
日本食もすばらしいです。
私はお刺身も大好きなんです。

コレクションの立ち上げのための英国大使館でのイベントもすばらしかったです。
ピープル・ツリーのショップのイベントもとても楽しい思い出のひとつです。

そんなザンドラさんの今回のコラボレーションは
「ハッピー・ウーマン」がテーマのハッピーでかわいいラインナップ
ぜひチェックしてくださいね!

木曜日

19

9月 2013

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英国大使館でザンドラ・ローズのプレスイベントを開催しました!

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イギリスのデザイナー、ザンドラ・ローズを日本に迎えて、9月11日に英国大使館でプレスイベントを開催しました。
イベントでは報道関係の方々にお集まりいただき、ピープル・ツリーとのコラボレーション・コレクションをお披露目しました。

イベントの後半は、フェアトレードのイングリッシュ・ティー・パーティーを開き、マカイバリ茶園の紅茶と手作りのスコーンにクロテットクリーム、サンドウィッチを楽しみました。

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サフィア・ミニー(以下、サフィア): 今ロンドンでは、ちょっとしたパンク・リバイバルですね。そのことについて、どう思いますか?

ザンドラ・ローズ(以下、ザンドラ): パンクが復活しているのは間違いないわね。ニューヨークのメトロポリタン美術館では、パンクファッションをテーマにした「Punk:Chaos to Couture」展を開催していますが、裂け目があったり、安全ピンをつけた私の洋服が使われています。でも、まだそこまで進んではいないと思います。

サフィア: パンクはいわゆる反体制運動みたいなものですか?

ザンドラ: ストリートでは、パンクは反体制ですね。私は服そのものからパンクを取り入れました。袖をドレスに縫いつけるのでなく、ピンでつけちゃいけないのかしら? スクリーン・プリントがレーザー・デジタル・プリントにとって代わったのと同じように受け取っちゃいけないのかしら?

サルバドール・ダリがデザインした「裂け目」をデザイナーのエルザ・スキャパレッリがドレスに応用して、すそを引きずる裂け目をつけたのと同じことです。より写実的になります。なぜもう少し三次元的にしないのでしょう? そうすると服の裂け目が美しくラグジュアリーに見えます。今ならきっと受け入れられると思うので、パンクになれるはず!

サフィア: パンク・リバイバルはどこから来たと思いますか? 世界で起きている何らかの文化的な背景がきっかけになっているのでしょうか?

ザンドラ: 雑誌や展示会があればファッションのリバイバルを起こすことができる、ともいえます。ごみ袋からつくったドレスや、まるでごみ袋からつくったように見えるドレス。どっちに行くのが全然わかりません。

サフィア: ピープル・ツリーがパンクを始めるとします。人と地球を大切にするソフトな印象のブランドが流行の最先端のとがったハードなスタイルをするというのは、あなたにとって矛盾することでしょうか? もしくは、ソフトでエシカルな消費者が本来の姿よりとがったファッションで歩く、という考えはどう思いますか?

ザンドラ: ファッションは流行とともに変わります。あなたを突き動かすエシカルな感覚を見失わなければ、最先端でとがったパンクルックであっても、エシカルなことを気にしていないという意味ではないと思います。

ザンドラとのコラボレーション・シリーズを着て。左から、サフィア、ザンドラ、フリーアナウンサーの末吉里花さん。

ザンドラとのコラボレーション・シリーズを着て。左から、サフィア、ザンドラ、フリーアナウンサーの末吉里花さん。

ザンドラ・ローズ・コラボレーション・シリーズはこちら

ザンドラがインドの生産者を訪ねた様子はこちらのビデオからご覧いただけます。

木曜日

22

8月 2013

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イギリスのデザイナー、ザンドラ・ローズが来日します!

Written by , Posted in おしゃれ, ニュース

ザンドラ・ローズ

みなさん、こんにちは!
プレスのアイコです。

まだ暑い日は続きますが、街にでると秋物のお洋服が並び、
季節の移り変わりを感じますね。

ピープル・ツリーでも、秋物の入荷がぞくぞくと開始していますが、
今シーズンぜひ注目していただきたいのが、
イギリスの大御所デザイナー「ザンドラ・ローズ」との初コラボレーション!

ザンドラ・ローズ

70歳を超える今でもパワフルに第一線で活躍するザンドラは、デザインだけでなくご本人もとってもカラフル!

テキスタイル・デザイナーとしても活躍する彼女の洋服は、
ダイアナ元妃やクイーンのフレディ・マーキュリーなど、
数々のセレブやアーティストにも愛されてきました。

今回のコラボレーションでは、オーガニックコットン
シェル・モチーフのプリントをほどこしたドレスやスカートを
パープルベースと、ブラックベースの2色で展開しています。
制作にあたっては、ザンドラ自らも生産地であるインドを訪れ、
オーガニックコットン畑や生産現場へも足を運びました。

こちらの動画でも、コラボレーションへの想いを語ってくれています。

実は今回、そんなザンドラの来日が決定しました!
チャーミングで情熱あふれる彼女を迎えて、9月11日(水)に、
ピープル・ツリー 自由が丘店にてイベントを開催します!
彼女の豊かな感性を通して見えた生産の現場や、
フェアトレードの背景を実際に見て感じたことなど、
トップデザイナーの視点からお話いただく予定です。

ささやかですが、簡単なフードとドリンクもご用意しています。
もちろん、サフィアもいますよ!
デザイナー本人に会える貴重な機会です。
席に限りがありますのでお早めにお申し込みくださいね♪

ザンドラのイベントへご招待!
このたび、通信販売より、ザンドラ・ローズのコレクション
ご予約いただいた方より抽選で3名さまを、
9月11日のイベントにご招待します!!!
※会場までの交通費は個人負担になります。

<ご注文方法>
ザンドラ・ローズのコレクションは、お電話、FAX、Eメールにて受付いたします。
なお、オンラインショップでのご予約は承っておりませんのでご了承ください。
お電話 03-5731-6672  受付時間:月~金曜 10:00~17:00
FAX 0120-71-6675 24時間受付
Eメール tsushin★peopletree.co.jp [★を@に変えてください]
FAX、Eメールでご注文のお客さまは下記をご記入のうえ、ご連絡ください。

ご希望の商品番号、商品名、個数、お名前、郵便番号、住所、電話番号

<受付期間>
8月22日(木)~8月31日(土)受付分まで

当選のご連絡は9月2日より、お電話にてさせていただきます。
この機会にぜひご予約ください☆

水曜日

24

11月 2021

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【30周年記念企画】ピープルツリーの30年~始まりの物語~

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【30周年記念企画】ピープルツリーの30年~始まりの物語~

ピープルツリーは、ものづくりの現場から人権侵害や環境破壊をなくそうとフェアトレードを実践、推進してきました。その原点は、すべての人や地球にとってフェアな世界をつくりたいという想い。一人ひとりがより良い世界のために行動すればきっと、希望の未来が開けると信じて活動を続け、気が付けば30年。希望を持って、地道に毎日努力を重ねたきた道のりを振り返ってみると、なんとさまざまな「始まり」のチャレンジに満ちていたことか。

Facebookにて6回に分けてお届けした、ピープルツリーの30年間の節目の出来事を、改めてこちらにまとめました。Facebookのリンクから、ぜひ詳しい物語もご覧ください。

Vol.1 グローバル・ヴィレッジ誕生

ピープルツリーの母体NGO「グローバル・ヴィレッジ(GV)」は、環境や貧困の問題に対して何とか現状を変えたいと考える数名の個人がボランティアとして始めました。初めてのイベントは、1991年11月1日からの「ナミビアの手工芸品展」開催。

その後、日英対訳のニュースレターを年4回発行するようになり、イギリスで販売されていたフェアトレード商品を日本に輸入してパンフレットで紹介したり、イベントにブース出展して販売するようになりました。次いでインドやバングラデシュの生産者を訪ねて日本向け商品の開発を開始し、のちにピープルツリーのフェアトレード事業につながっていきました。

Vol.1の物語はこちら ≫

左 グローバル・ヴィレッジの出発点となった「ナミビアの手工芸品展」
右 ミニー家の自宅で定期的に行った勉強会。中央がジェームズ・ミニー

左 初期のグローバル・ヴィレッジ ミニカタログ
右 野外イベントでのブース出店

 

Vol.2 フェアトレードチョコ誕生

1994年の発売から累計で1,600万枚以上をお届けしてきたピープルツリーのフェアトレードチョコ。販売開始時の名前は「マスカオ・フェア・トレード・チョコレート」。1996年のバレンタイン前に行った「フェアトレードチョコを贈ろう!」キャンペーンが成功し、多くの人に知られることになりました。販路の広がりに伴い、日本向けのオリジナルパッケージを開発。おなじみのユニークな表情のウシさんのイラストでさらにたくさんの人に愛され、バラエティも増えました。今では原料の生産農家も複数の国に広がり、2013年からは「カカオポイント」の寄付による農家の支援も行っています。

Vol.2の物語はこちら ≫

フェアトレードチョコを初めて紹介した1995年のカタログのページ

左 ボリビアの生産農家を訪ねたピープルツリー広報ディレクター(当時)の胤森なお子(2012年)
右 ボリビアのカカオ畑で作業するソフィア・ウアリナ・デ・アラビさん

 

Vol.3 世界フェアトレード・デーの始まり

1996年にヨーロッパで始まったキャンペーンに端を発する「世界フェアトレード・デー」。グローバル・ヴィレッジ(GV)が、日本でも全国一斉の行動によってフェアトレードへの関心を高めたいと全国の取引店に呼び掛け、1999年5月8日、日本全国約100店舗のフェアトレード商品取扱店で、フェアトレードに関する多彩なイベントが開催されました。後に、日本では5月いっぱいを「フェアトレード月間」とし、さらにはWFTO(世界フェアトレード連盟)の2001年年次総会でGVが毎年5月第2土曜日を加盟メンバー全員で行動する日とすることを提案し決議されたことで、現在では世界各地からWFTO加盟メンバーがフェアトレードに関するさまざまな発信を行う日となっています。

Vol.3の物語はこちら ≫

左 現・ピープルツリー自由が丘店で行ったフェアトレード・ブランチ(1999年)
右 日本に加えて、世界各地でも一斉にイベント開催(2002年)

左 日本に加えて、世界各地でも一斉にイベント開催(2002年)
右 ファッションショーにはプロのモデルからボランティアの友人までが出演(2007年)

 

Vol.4 デザイナー・コラボレーションの始まり

素材から完成品までに多くの過程があり、より多くの人に収入の機会をもたらすファッションアイテムの開発に力を入れていたピープルツリーに、ファッション誌から夢のような企画の提案が寄せられました。なんと、世界の新進デザイナーが考案する服をつくり、人気モデルが着用してフェアトレードを紹介するというもの。難しいリクエストに応えて奮闘した生産者やスタッフの苦労の甲斐あって、2007年4月、『ヴォーグ ニッポン』(現『ヴォーグ・ジャパン』)に4点のデザイナー作品の紹介と共に、フェアトレードについての記事も掲載されました。これをきっかけに、その後も錚々たるデザイナー達とのコラボレーションが継続されていきました。

Vol.4の物語はこちら ≫

左 『ヴォーグニッポン』2007年6月号
右 イギリスを代表するテキスタイルデザイナー、ザンドラ・ローズとは、2013年から複数回コラボレーション

左 コラボレーションによってフェアトレードへの関心が高まってほしいと期待を語ってくれたデザイナーたち
右 最前線で活躍するデザイナーが次々にコラボレーションに参加した(ピープルツリーのカタログより)

 

Vol.5 「フェアトレード保証制度」の始まり

2013年5月、WFTOの総会で、新しい「フェアトレード保証制度」が決議されました。生産者とのフェアな取引や事業の透明性、環境への配慮などを定めたフェアトレードの10の指針を守っていることを認められた加盟団体は、フェアトレード保証を受け、フェアトレード保証ラベルをつけた商品を販売できることになったのです。日本とイギリスのピープルツリーは、このフェアトレード保証を受けた最初の団体のひとつです。

Vol.5の物語はこちら ≫

左 フェアトレード保証制度を決議したリオデジャネイロのWFTO総会の様子(2013年5月)
右 サフィア・ミニー

左 ピープルツリーの衣料品につけられているフェアトレード保証ラベルのタグ
右 フェアトレード保証を受けた団体の製品につけられるラベル(左)と、WFTOの加盟団体であることをあらわすマーク(右)

 

Vol.6 ファッションレボリューションを起こそう!

2013年4月24日にバングラデシュの首都ダッカで起きた8階建ての縫製工場複合ビルの崩落事故。大量消費を前提に大量生産、大量廃棄が当たり前のアパレル産業において、生産者の立場がとても弱く、安全な労働環境も生活の保障もない実態が明るみに出ました。これに端を発して、ファッションの人や地球に及ぼす影響を知り、サプライチェーンを変革するために透明性を高めようと、「ファッションレボリューション」運動がはじまりました。ファッションへの問題提起として制作された映画『ザ・トゥルー・コスト~ファストファッション真の代償~』には、問題解決への取り組みとしてピープルツリーのフェアトレードも紹介されています。

Vol.6の物語はこちら ≫

左 モデルのアンジェラさん、エシカルファッションジャパン代表の竹村伊央さんを招いて開催した「ファッションレボリューションウィーク」トークイベント(2014年)
右 ファッションレボリューションで「私の服をつくったのは誰?」と呼び掛けるキャンペーンで、フェアトレード団体は「私がつくりました」と答える職人達のメッセージを発信

ファッションレボリューションで「私の服をつくったのは誰?」と呼び掛けるキャンペーンで、フェアトレード団体は「私がつくりました」と答える職人達のメッセージを発信

 

これからも、みんなが普通に幸せに暮らせる世界、人も、動物も、植物も調和の中で共生できる世界の実現に向けて、それぞれの道でレボリューションを起こしていきましょう!

ピープルツリーのオーガニックコットン製品開発についての始まりの物語は、別途こちらにまとめました。
まだご覧になっていない方は、ぜひ併せてご一読ください。
「ピープルツリーのオーガニックコットン~ゼロから始めたストーリー~」はこちら ≫

ピープルツリーの30周年を記念した特設ページはこちら ≫

フェアトレードのお買いものはこちら ≫
フェアトレードチョコのお買い求めはこちら ≫

水曜日

10

9月 2014

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Lee × PeopleTree コラボデニム・ファッションショーを開催

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こんにちは。
エディターのアイです。

先週、東京・中目黒のビオキッチンで、デニムブランドLeeとコラボレーションした
フェアトレード&オーガニックデニムの発表パーティーを開きました。
たくさんの方にお越しいただき、とてもにぎやかでハッピーな会になりました。

そのパーティーでは、デニムのお披露目を兼ねて、
ファッションショーも開催☺

人気モデルのみなさんにかっこよく着こなしてもらった
ルックを少しだけご紹介したいと思います。

 

DSC_4740
英デザイナー、ザンドラ・ローズとコラボしたトップスに、
オーガニックコットンのジャケットをオン!
今シーズン注目の60年代なパンキッシュさをプラスした
ちょっぴりモードなフェアトレード・オフィススタイルです!(よね?)

インナー:ザンドラ・ローズTシャツ
ジャケット:OCストレッチリブ・ジャケット
ボトム:LeeペンシルOCデニムスカート(ブラック)

 

DSC_4762
シンプルなチェックシャツを合わせた、カジュアルスタイル。
シャツは付属のリボンでブラウジングして。
大人の女性にぴったりな秋らしいコーディネートでおすすめです。

トップ:手織りブロックチェック・ルーズシャツ
ボトム:LeeボーイズタイプOCデニム

 

DSC_4777
今年のオントレンド、イエローのネルシャツははおり風に。
シメオン・ファラーのTシャツと重ねて、メンズライクながら
ヒールとの相性も抜群!

インナー:シメオン・ファラー・ブラックスコア・文字プリントTシャツ
トップ:コットンネル・チェック・ルーズシャツ

 

DSC_4769
メンズは定番のストレート・デニム。
ボーダーシャツにブロックチェックのストールを巻いて
あたたかなホリデースタイルに。

トップ:メンズ・OCボーダー長袖シャツ(グリーン系)
ストール:手織りウールブロックチェック・ストール
ボトム:Leeメンズ・ストレートOCデニム
DSC_4757
かぶるタイプのショールはシンプルなグレーのグラデーションがポイント。
ビッグシルエットなので、タイトなボトムスとよく合います。

トップ:手編みケーブルスクエアショール
ネックレス:手刺繍フラワーネックレス(パープル系)

 

DSC_4784
スキニーデニムにメンズライクなカジュアルTシャツを
合わせてかっこよく。

インナー:シメオン・ファラー・ブラックスコア・ハートTシャツ
カーディガン:オーガニックコットンニット・カーディガン(ブラック)
ボトム:LeeスキニーOCデニム(ブラック)

 

 

フィナーレは、リージャパン・ディレクター細川秀和さんとピープル・ツリー代表のサフィア・ミニーがコラボデニムを身につけて登場!

DSC_4812

今回のコラボデニムは、10月1日の出荷を予定しています。
現在、オンラインショップでは先行予約を追加して、受け付け中です。
今ならオーガニックコットンTシャツをプレゼント。

ピープル・ツリー 自由が丘店では、数量限定で先行販売を行っておりますが
アイテムによっては欠品が出ています。
欠品しているアイテムもご試着&ご予約いただけます。

モザイクモール港北店では店頭でご予約を承っております。
こちらの店舗のみ、すそ上げが無料です!

東武池袋店でもご試着&ご予約が可能です。
(すそ上げは有料¥500~1,000)

人気のあるアイテムは早い段階で完売する可能性もありますので、
お早目にどうぞ!

金曜日

11

10月 2013

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『フェアトレード新聞』を創刊しました!

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ピープル・ツリーの母体NGO、グローバル・ヴィレッジはこの10月、
『フェアトレード新聞』を創刊しました。

1991年より国際協力と環境保護の活動を行い、サステナブルなライフスタイルの実践を促す情報発信NGOとしてスタートしたグローバル・ヴィレッジ。
当時と比べ、インターネットで簡単に情報が手に入るようになった昨今ですが、情報がありすぎて何を見たらいいのかがわからない・・・と感じることも少なくありません。

そんな今だからこそ、現在の経済システムに疑問をもち、フェアトレードやサステナブルなライフスタイルについてもっと知りたい人に直接届けられる、紙のメディアを創刊することにしました。

一面は英国の著名デザイナー、ザンドラ・ローズのフェアトレード生産地(インド)訪問と9月の来日についてのレポートを掲載。
中面では7月に開催し、好評を博したイベント「フェアトレードから見えてくるファッションの未来」での、ジーンズブランド、リー・ジャパンの細川秀和さん、フリーアナウンサーの末吉里花さん、代表サフィア・ミニーのトークを収録しました。

わきあいあいとした3人のトーク

わきあいあいとした3人のトーク

国連環境計画・金融イニシアティブ特別顧問の末吉竹二郎さんに、フェアトレードと関連が深い、これからの経済のあり方、「グリーンエコノミー」について語ってもらいました。
グリーンピース・ジャパン事務局長、佐藤潤一さんや環境広告を手掛けるサステナ代表マエキタミヤコさんの連載コラムもしています。

フェアトレードの最新事情を届けたいと、世界のフェアトレード情報や日本国内のフェアトレードタウン運動についての情報ページも作りました。

フェアトレード商品紹介のページでは、ピープル・ツリーの商品だけでなく、他のフェアトレード団体/企業の秋冬シーズンにぴったりな商品もご紹介しています。

「フェアトレード新聞」題字

「フェアトレード新聞」題字。版画なのです。

ところで、この「フェアトレード新聞」の題字、ユニークで印象的だと思いませんか?
この題字を手掛けてくださったのは、以前から素敵な版画アートワークの提供などでピープル・ツリーに協力していただいている木村朝輝さん。
今回は「フェアトレード新聞」の文字と波のうねりを組み合わせて、フェアトレードのムーブメントを版画で表現していただきました。

いろいろ内容を詰め込んでいたら、フェアトレード生産地からのレポートを詳しく掲載できなかったのが少し心残り・・・
2014年2月発行予定の次号では、ぜひ紹介したいと思いますので、ご期待ください。

『フェアトレード新聞』はB4サイズで全8ページ、年4回の発行を通してフェアトレードのさらなる普及と推進を目指します。
創刊号はグローバル・ヴィレッジ会員のみなさん、ピープル・ツリーのお客様ほか、ピープル・ツリー直営店や主催イベントで順次配布予定です。
2号め以降はグローバル・ヴィレッジ会員のみへのお届けとなりますので、ぜひこの機会に会員となって、生産者の自立を支える活動やフェアトレードの普及・推進活動を応援ください。

グローバル・ヴィレッジ会員は下記の2種類あります。

  1. サスティ二ングメンバー 年会費10,000円 
           (ピープル・ツリー商品の10%割引他特典あり)
  2. サポーティングメンバー 年会費 3,000円

このたび、新規ご入会の方にプレゼントをご用意しました。
現在、新規会員向けキャンペーン実施中!

★★ グローバル・ヴィレッジ新規会員向けキャンペーン開催 ★★

     

  • プレゼント内容   : 10%OFFキャンペーンコード
  • キャンペーン入会期間:10月11日(金)~10月31日(木)

入会手続き後に会員証と一緒にお買いもので使用できるキャンペーンコードを
お送りさせていただきます。

サスティ二ングメンバーの方は通常10%OFFなので、キャンペーンコードを
ご使用の場合は20%OFFとなります!

会員申込はこちらから

☆☆ フェアトレード新聞創刊記念キャンペーン開催 ☆☆

ピープル・ツリー オンラインショップでは、創刊を記念して、10/12(土)、13(日)、14(祝・月)の3日間、通常5,000円以上のお買いもので送料が無料のところ、お届け先1ケ所あたりの商品代金合計が3,000円(税込)以上で、送料が無料になります!

この機会に、ぜひフェアトレードのお買いものをお楽しみください。

水曜日

2

10月 2013

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エシカルweb マガジン「Ethica」がグランドオープン!

Written by , Posted in おしゃれ, ニュース

広報担当のナミです。

「私によくて、世界にイイ」をコンセプトに、先週グランドオープンしたエシカルwebマガジン「ethica(エシカ)」。
ピープル・ツリー代表のサフィア・ミニーもブログで参加しています。

20131002_00

先週、「ethica」のグランドオープンを記念したイベントが開催され、ピープル・ツリーもエシカルブランドのひとつとして参加させていただきました!

ファッションショーでは、2013年ミス・ユニバース・ジャパン・ファイナリストの長尾春佳さんがピープル・ツリーの「ゴールド手刺繍・コットンシルク・ドレス」を着て登場! 長い脚にハイヒールでカッコいい!!

2013年ミス・ユニバース・ジャパン・ファイナリストの長尾春佳さん

2013年ミス・ユニバース・ジャパン・ファイナリストの長尾春佳さん

フェアトレードブランドINHEELSや日本のエシカルブランド「シル」のスタイリングもモードで今までのイメージとは違う「エシカル・ファッション」のパワーを感じました。

右から2013年ミス・ユニバース・ジャパン・ファイナリストの長尾春佳さん、中村恵理子さん、2012年ミス・ユニバース・ジャパン(日本代表)原綾子さん

右から2013年ミス・ユニバース・ジャパン・ファイナリストの長尾春佳さん、中村恵理子さん、2012年ミス・ユニバース・ジャパン(日本代表)原綾子さん

MCのフリーアナウンサー龍田梨恵さんが着ていたドレスは、ピープル・ツリーと英国のデザイナー、ザンドラ・ローズのコラボレーションによるもの。
※ 商品ページはこちら
ドレスだけでみると個性的な印象のアイテムですが、知的な龍田さんが着ると、大人っぽくてシック。とてもお似合いでした!!

MCのフリーアナウンサー龍田梨恵さん

MCのフリーアナウンサー龍田梨恵さん

会場ではオーガニック・コスメの展示などもあって、おしゃれで女子気分がアガるエシカル!っていうところからフェアトレードを知る人も増えるといいな~と思いました。

個人と世界のサスティナビリティを追求するエシカルコンシャスなコンテンツを集めた新しいメディアとして誕生した「ethica(エシカ)」。
ウェブサイトをのぞくと、お祭りや夫婦のあり方、漫画家さんのインタビューなど今までの「エシカル」の枠を超えたコンテンツが楽しめて、エシカルを考えたり実践したりするヒントは身近なところにたくさんあることを気づかせてくれます。

もちろん代表サフィアのブログやフェアトレード関連の記事もチェックしてくださいね!

エシカルwebマガジン「ETHICA(エシカ)」